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ある日、授業にて(後編)

うっ、このオカマボイスは……

「んまぁ!ザーベルトちゃん!!どうしたの!?」


「センセー、シュウ君がやりました!!」


あっ、てめ、カイト。その言い方はねーだろ!もうお前とは絶交だ。後できちんと氷入れてやるからな!



「……シュウちゃん、ザーベルトの懐中時計に『龍爪乱』を使った跡があったわ。あなたは?」


「え、えと、『剣防御』です。」


「「「!!!」」」


「剣防御って…剣術の初期『手段』じゃない。シュウちゃん、あなた、レベルは?」


「1です。」


「えっ……ちょっ、シュウちゃん!懐中時計を見せなさい‼」


ミスGは俺の懐中時計を見た後、驚愕の表情を見せた。


「シュウちゃん、あなた.....【一撃使い】なの!?」


「え、ええ、まあ」






その後、ミスGは俺を職員室まで連れていった。俺はそこで説教でもくらうのかと思っていたが、どうもそうではないらしい。

周りには俺とミスG以外誰の気配もなかった。おそらく、まだ授業中であるからであろう。


「いい?シュウちゃん。もう、勝手に人に向けて『手段』を使っちゃダメよ!?」


それはまたどうして。


「あなたのスキル、【一撃使い】は 手元にある手段を一日一回しか使えないかわり、その攻撃のレベルを、自分のレベルに関係なく最高の状態で使用できるものだからよ。」


うん、よくわからん。


「つまり、あなたがレベル1だろうと99だろうとあなたの『手段』はレベル100の状態で使えるのよ。『剣防御』もレベル100ともなれば、カウンターもできるようになるのよ。」


だから、さっきはザーベルトをぶっ飛ばしたんだな。あいつの格好マジでウケたな(笑)

カイトの野郎も隣でゲラゲラ笑ってたし。


「ってことは、俺最強じゃないすか!!早速!、王に謁見(えっけん)してきましょうよ。」


「あなた、話聞いてた?。一日一回!!」


「えぇ、ヘボじゃないすか。」


「今はね。でもあなたがここで経験を積めばそれだけ『手段』が増えるのよ。」


そうか、手札を増やせばいいのか。


「でも、一日一回だから、ちゃんと使うタイミングとかを考えなければならないの。そして何より、一人では、決して最強にはなれない。それを協会(ここ)でしっかりと学んでちょうだい。」


「でも、先生はよく知ってましたね。セバ爺は知りませんでしたよ。」


「あの人は移動『手段』専門のプロだしね。なりより、彼、攻撃『手段』はすべて消したのよ…」


えっ。


「少し、喋りすぎたわね。あなたはもう寮の部屋でお休みなさい。」


!!そうか、俺は寮生だったんだ。初めての一人暮らし。ワクワクするぜ!!


「あっ、ちなみに寮生は二人一部屋だから♥」


えぇぇぇ!??!?マジかよ!?ザーベルトをぶっ飛ばしてしまった俺を快く受け入れてくれる奴なんているの?

同居人がカイトだったらどうしてくれるんだよ。


「危ない遊びはダメよ♥」


「するか!!」


こうして、俺は寮へと出向いた。俺の部屋に入ると、そこには、さっきいじめられていた、リクトがいた

頑張っていきます!!

受験生ですが、筆は止めません(笑)

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