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詩集<君に届け!>

同じ夢

作者: papiko

真夜中に目覚めてしまって

同じ夢を見ていたことに気が付く


涙をこぼして目を覚ますのは

今夜で何度目?


真っ暗闇の中

手を伸ばして

何かをつかもうとあがいて

泣く夢


このところサーバーに問題が発覚して

仕事は異常なほどに忙しかった

多分そのせいなのだと思うけれど


涙をぬぐっても

どうしようもなく

胸の奥が痛い


まるで誰かに恋をしたような痛み


きっと疲れているのだと

もう一度ベッドにもぐりこむ


どうか悲しい夢はみませんように

そう願いながら目を閉じた





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