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伝説の遊騎士  作者: ルカ
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学園ストーリー

あらすじにも書いた通り初心者の書いた小説です。

言葉が拙い部分が多いと思いますが是非読んでやってください。


「ここが北龍鳴学園(きたりゅうめいがくえん)!!デカすぎだろ!」

如月楓は目の前にある校舎を見上げてそんなことを呟いた。


如月楓。

今年の春、常ヶ丘高校に入学した新高校生である。

周りには同じように校舎を見上げる者や何事もないように歩みを進めるものがいる。

しかし、どの生徒の顔からも何かしらの緊張感が伺えた。

楓は自分の目指す教室を広場の掲示板で確認し、移動を開始した。



今日は9月20日。

北龍鳴学園の入試試験の日である。

こんな中途半端な日に試験があるのはこの学園だけだ。

しかし、その理由を知るものは学園関係者と受験資格のある生徒だけに限られる。

それ以外の人間には決して情報の公開はされない。

それだけ秘密の多い学園なのだ。

だからこの学園は略称で秘学とも呼ばれている。



楓は割り振られた教室に入り適当な席につく。

周りには20人くらいの生徒が集まっていた。

にも関わらず話をしている者など一人もいない。

いや、したくても出来ないというのが正しいだろう。

それほど教室内の空気は暗く重いものだった。


そんな空気を壊すように唐突に扉が開き体格の良いゴツイ顔をした男が入ってくる。

デカイ見た目や怖そうな雰囲気などのせいで余計に空気がはりつめる。

しかし、それ以上にこの教室の生徒をビビらせているのが頬から体の方向にかけてつけられている傷であった。

服に隠れてしまっていてしっかりは見ることが出来ないが大きな傷である。

あきらかにヤバそうなその男は全員を見回し話をはじめた。


「時間だな。俺は選別者(とりびと)の推薦で来たお前らの試験官を任された響だ。それではさっそくだが今年の試験説明を開始する」


そう言うとその男、響はそれぞれの机の先頭に赤色のアームバンドを配り出した。

「全員このバンドを利き腕ではないほうに巻け」

そう指示を出されクラスにいた全員が動き出す。

楓もそれを見て左腕にバンドを巻いた。

と、後ろから声を掛けられる。


「ねぇ、ちょっといいかな?」


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