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伝説の遊騎士  作者: ルカ
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プロローグ

「おいおい・・ありえねーだろ、4対1だぞ。」

楓はその時久々の絶望を味わった。

確かに聞いていた。あいつの一族だけは手がつけられないと。

見つかったら逃げる事を最優先にしろと。


親友に・・・光に教えてもらったんだ。

(試験中だ。逃げるなんて選択肢は存在しない。)

そう、この考えが甘かったのだ。この時の楓には後悔しかなかった。


楓の視線の先には二人の・・白と黒の激闘が繰り広げられているだけだ。息をする時間もないような激闘。

少しでも気を抜けば相手の魔力に呑まれてしまうような激闘。

自分の不甲斐なさが嫌でも思い知らされるような激闘だ。



両隣にいる二人はボロボロで立っているのもやっとの状態だ。援護さえも出来そうにない。


そんな状態の中、一人戦い続ける親友は傷だらけになっていく。

(クソ!俺には何も出来ないのか!!)

楓にはただただ後悔が募っていくだけだった。





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