表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キミに伝える異世界のコト  作者: 久しい田んぼ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/17

情報収集と土地整備

1日一更新です

ノルマは達成しました

現在は夜だ。


女性は一向に起きる気配がない。


死んでいるんじゃないかと思ったがどうやらそうではなさそうだ。


寝息が聞こえる。


とりあえずは様子を見ることにした。






女性と同じ家を使うことにした。


心配だからだ。


他意は無いのだ。


理由がある。


たとえ外が暗くても屋内ならばできることもある。


(あかり)があればだ。


なんとこの家、暖炉があるのだ。


暖炉といえば冬に使うようなものを想像するだろう。


現在は夏なのか気温が高く暖炉を使うのに適した状況では無い。


それでも灯担当として使う分には優秀だ。


それにこの家には家具などの生活用品が揃っている。


使わない選択肢はないだろう。


まぁ、そんなことは置いといて今やることは内職だ。


テーブルの上に水を張った皿を置き、そこに収穫した麦を入れる。


水に沈んだもののみ芽が出るはずだ。


……半分もなかった。


これは流石に想定外だ。


ありったけの麦をとってきたので、外にはもうないはずだ。


少ない麦を無駄にしないよう土作りはしっかりとすることにした。


前途多難だ。






翌朝。


女性に変化はない。


もうしばらく様子見だ。


シラユリは朝から狩りに行ってしまった。


自分一人だ。


それでもやることが多いから進めることにした。


まずは周辺の見回り。


「他にも人がいるかもしれないからなぁ。」


人探しに加えて何か使えるものを探すことにした。






わかったことがある。


ここには家が十軒しかない。


かなり規模の小さな村だ。


そして他に人はいなかった。


残念だ。


だが収穫はあった。


(くわ)に斧、たくさんのツボだ。


道具は鉄製。


よく手入れされていたのかあまり汚れていない。


大事に使わせてもらうことにした。


ツボはなんだろうか?


どれも(から)だがどの家にもあった。


水を溜めていたのだろうか?


まぁ、我が家では食糧保存に使わせてもらうことにした。






次にやることは畑の整備だ。


かなり荒れている。


栄養も乏しそうだ。


とりあえず肥料作りから進めることにした。


簡単なものだ。


畑の一角にスペースをつくり、そこに森で回収した


落ち葉や雑草を積み上げる。


いわゆる腐葉土というものを作る。


時間はかかるが誰でも作れて便利である。


シラユリが獲ってくる獲物の内臓の処理なんかもできてしまう。


「毎日水をかけてやることを忘れないようにしない とな。」


畑もいじる。


栄養がなくとも雑草は生えるのだ。


奴らはしぶとい。


だから全部まとめて耕すことにした。






夜になる頃には家よりも広くなっていた。


まだ何も植えられないのに何をやっているのだろうか?


ちなみにユリは家の前に作った花壇に植えることにした。


見た目が良くなることに問題はない。


かなり張り切った。






今日の晩ご飯はウサギの焼き肉だ。


シラユリが獲ってきた。


フライパンみたいなものがあったから暖炉の火で焼いているがかなり美味しそうだ。


ちなみにシラユリは少し(へこ)んでいた。


1日かけて一羽しか獲れなかったことを気にしているようだ。


だがそんなことを俺は気にしない。


獲ってきてくれたことを褒めねば。


少し頭を撫でてやると甘えてくる。


カワイイ。


カワイイ。


しばらくの時間じゃれあった。


有意義な時間だった。






……

………天井を見た。


クモの巣だらけだ。


よく見ると周りも(ほこり)だらけだ。


どうやら明日は掃除をすることになりそうだ。




修正報告お待ちしてます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ