家づくり
2回目の更新です
村に戻ってきて数日がたったある日。
シャルロッテと話し合い家を新たに建てることを決めた。
理由は2つ。
1つは人材を受け入れるにあたって村一番の権力者をわかりやすくするためだ。
俺はそんなの気にしていなかったがドゴールに指摘されたのだ。
新たにくるもの達に舐められないためには必要らしい。
2つ目は従者を受け入れるためだ。
村の運営には読み書きのできる人手が必要だ。
それができる優秀な人が護衛も兼ねて十人くる。
男性五人女性五人。
夫婦らしい
こちらはドゴールのところから派遣されてくるため身元は安心だ。
その十人全員が我が家に住むわけではなく村の家から通ってくる形になる。
家を大きくするのは彼らの仕事場を確保するためらしい。
五人それぞれに得意分野がありそれに集中してもらうためだ。
残りの方々は自宅で作業するらしい。
住居兼作業場は……
使える家が六軒だけなのでそのうちの五軒をつかってもらう。
残った一軒は食糧庫か、受け入れる人材の家にする。
……人材を受け入れるための家がなくなるなぁ。
新たに作ればいいのだが時間がかかる。
ドゴールの話だと人材は冬を過ぎたあたりで送るらしい。
厳しい寒さを避けるためだ。
時間はありそうだがわからないことが多過ぎて仕事が回らないだろう。
現にまだくる人材の数が決まっていないのだ。
何事も予定通りに進むとは思えなかったから正確な数を出せなかったのだ。
希望では三十人くらいと言っておいたがそんなに集まるとは思えないしな。
……まぁ、そんな感じで家を作ることになった。
従者達はすぐにくるらしいから手伝ってもらう。
その旦那さんの中に大工がいるらしい。
家づくりの技術に期待したい。
そんなことを考えていると従者達がきた。
「ドゴール様より派遣されました。
竜人族のカルナです。
末長くよろしくお願いします。」
見た目は人間だ。
だが耳が違う。
とがっている。
竜人族は元は人だったものにドラゴンの血が混じり変化したのが先祖らしい。
数こそ少ない戦力としてはすごいようだ。
「軍隊程度ならいくらでも蹴散らして参ります」
……俺に戦争願望はないがな。
まぁ一旦落ち着いてもらって、彼らの家を案内。
なるべく早くに建て直す予定だがまだしばらくは我慢してもらいたい。
「屋根があれば良いのでお気になさらずに」
……そうもいかないだろう。
押し付けはしないがきちんとした生活はしてもらいたい。
顔合わせは終わった。
噂の大工さんはカルナだったらしい。
他にも鍛治士とかがいたので道具作りを頑張ってもらいたい。
そんなこんなで家づくりが始まった。
カルナが書いた設計図は地下室のある二階建ての屋敷だった。
役所としての機能も合わせるため最初の想定よりも大型化するらしい。
「材料が足りないのでしばらくはお預けになりそうですね」
準備期間が一月ほど欲しいらしい。
問題はないので素直に許可。
手伝いとしてドゴールの領地にいる仲間を呼びたいとの話もあったので冬が過ぎたら許可を出すことにした。
家も足りないし管理が行き届かなそうだからだ。
なんにせよ今日1日で色々進んだ気がする。
明日も頑張ろう。
修正報告お待ちしてます




