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キミに伝える異世界のコト  作者: 久しい田んぼ


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お買い物デート 2

本日1回目です

服屋に着いた。


気持ち女性客が多めかな。


服は綺麗に並んでいて店内も清潔に保たれている。


早速シャルロッテは服を見繕いに行ったから俺も動き始める。


こだわりはないがチャラチャラした感じよりも落ち着いた感じのものが好ましい。


……


う〜ん、多い。


種類が多くて好みに合うものを見つけるのに苦労する。


あと値段。


かなり高い。


この店は高級なブランド店というわけではないらしいがそれでもだ。


「服を作るのにかかるコストが高いのよ」


この世界では新品の服を着れるのは一部のお金持ちくらいらしい。


糸を生産する技術がないようだ。


大抵の人は誰かの古着を再利用するため服の生産設備に投資をするメリットが薄いようにも思える。


……今はそんなことを考える必要はないな。


シャルロッテが帰ってきた。


「早かったな」


手には服をいっぱい持っている。


試着するから見て欲しいのかな?


「そうよ

 えっと……、私服にこだわりとかなくて……」


だから俺の好みに合わせようとしてくれるのか。


うん、かわいい。


試着している服はどれも落ち着いた感じで作業をするのにも向いていそうだった。


……周りに人が集まってきたな。


シャルロッテが美しすぎるせいだろうか。


適当な服を選んでも品の良さが溢れ出てきそうだもんな。


「こうやって見られるのは恥ずかしいわね

 ……それで、キミは?」


俺の服か……。


どんなのがいいのだろうか。


いまいち自分に合う服がわからない。


向こうの世界でも適当な服だったからな。


誰かに見せるなんて考えたことがなかった。


「それじゃワタシが選んであげるわ」


いいのか?


ありがとう。


……

………


シャルロッテが選んでくれた服はどれもよかった。


何をするにも使えそうな万能なものだ。


みためはよくある農民の服。


だがこれは違うような気がする。


「これは一生のお宝だな」


この世で唯一のだ。


いつまでも大切にしたい。


「へへっ!!」


シャルロッテも満更ではなさそうだ。






服屋を後にした後も少し散策を続ける。


シラユリのお土産を買っておかないといけない。


一緒に連れて行こうとしたらドゴールに止められたからだ。


なんでかと思ったら連れ去られる可能性があるとのこと。


いく先がそんなに危険な街なのだと思ったら違った。


神の使いらしい。


うちのシラユリは。


白い上品な狐だったから普通じゃないのは薄々気づいていたが神の使いとは……。


なんにせようちの相棒であることにちがいはない。


名前もつけてしまったしな。


……

………


「何を喜ぶんだろうか?」


揚げるなら肉類が一番だと思うが、残念なことにどの店も肉の品質がかなり悪い。


保存技術がしっかりしていないからだろう。


「……これから寒くなるしブランケット的なものでいいんじゃない?」


それだ。


ナイスアイデアだ。


俺はそこそこのブランケットを買った。


「喜んでくれるといいな」


「そうね」






他にもいくつか見て回った後、俺たちは商店街を後にした。


新しい作物を探すためだ。


するとどうだ。


大根、にんじん、ブドウ………色々あった。


全て買ったから今後の食生活が豊かになりそうだ。


「またいつでもきてくれよ」


シャルロッテ達の父親の言葉を最後に俺たちはキリジャロの街を後にした。





修正報告お待ちしてます

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