野外採取
本日2回目の更新です
ドゴールは海水をとりに行った。
塩を生成するための材料だ。
任せてしまい申し訳ない。
それと塩の生成について。
どうやって取ろうかと悩んでいたがシャルロッテが錬金術でどうにかしてくれるらしい。
……便利だな。
時刻は昼過ぎ。
俺たちも何かしないといけない。
ドゴールだけ働かせるわけにはいかないからな。
だが、今できることは少ない。
土木作業をしないといけないのだが今やるべきではない。
「ドゴールの歓迎会をしないといけないからな。」
シャルロッテは気にしなくても良いと言っていたがそうはいかないだろう。
義弟なんだから……。
とにかくだ。
料理の材料を取るために森に入る。
何かいいものはないものか。
香辛料か卵があれば料理の幅は広がる。
まずはそれを目当てにしたい。
……何もないなぁ。
「何もないわね。」
葉が落葉し始めている。
状況は最悪だ。
「まぁ、やるしかないか。」
こんな状況でも探さないといけない。
全ては美味しい料理のためだ。
……ドゴールが帰ってきた。
海水はいっぱい確保できたらしい。
……魔法って便利だなぁ。
こうもみんな使っていると俺も使えそうな気がしてくる。
俺は使えないのだろうか?
「……使えないわね。」
魔力がないらしい。
こちらの世界は誰でも持っているらしいが俺はない。
異世界人だからだろうか。
まぁ良い。
「俺たちの収穫を見せようじゃないか。」
見ろ!!卵だ。
運良く巣があって二つだけ確保できた。
「……これ食べるんすか?」
こちらの世界では卵を食べないのかな?
日本人の俺からしたら不思議だ。
「うへぇ〜〜」
……そんな反応しないで欲しい。
俺がおかしいみたいになってしまう。
食べてみたらわかるから、美味しいから。
シャルは……
「私は食べるわよ。」
よかった。
俺を信用してくれるらしい。
にしても誰も食べないなら鶏とかいないのか。
「いるわよ。」
よかった。
一部の人だけなら卵も食べるらしい。
ただ、そう言った人はみな悪食と言われてしまうようだ。
まぁ仕方ないか。
向こうの世界でも生卵は避けられるしな。
続いて塩の生成。
錬金術は初めて見るからしっかり目に焼き付けておかないと………。
「綺麗だな。」
すごかった。
急に魔法陣みたいなのが浮かんだと思ったら青白く光って水と塩、それ以外の不純物に分けられた。
水の電気分解みたいなものだろうか。
水は蒸発したのか消えていった。
残るは不純物だが色がな……
「真っ黒だな。」
見えないだけでかなり汚なかったようだ。
だがそれが目に見えるようになって安心感が湧く。
さて、材料目揃ったし料理だ。
つまり俺のターンだ。
活躍するぞ。
作ったのはピカタだ。
確かイタリア料理だったか?
卵と小麦と肉があればできる。
肉はさっきシラユリがとってきたばかりの新鮮なものだ。
その肉に塩を振り続いて麦を砕いた小麦粉をまぶ
す。
そこに卵を解いた卵液を塗り焼く。
これだけで完成だ。
さてお味は……。
美味しいか、そうかよかった。
俺としては胡椒がなかったのが気になるしケチャップも欲しかった。
まず食わないのだがまたチャレンジをしたい。
翌日、ドゴールが帰宅する。
……正確にはまたすぐくるらしい。
次に来るときは衣服と人材を連れてくることを約束した。
衣服は欲しいが人材は……大丈夫なのだろうか?
危ない人とか。
その辺はちゃんと注意する?
そうか、頼んだぞ。
「にしても嵐のようだったな。」
「そうね。
家族もみんな生きてるようで安心したわ。」
シャルロッテはずっと心配していたからな。
もし自分みたいになっていたらどうしようかと悩んでいた。
その心配も今ではないようだ。
…………
…………
「人材を迎え入れる準備をしないとなぁ‥…」
また仕事が増えた。
それでもやるしかない。
俺が望んだのだから。
またそのうち出てきます




