ようよう農業に力を入れ始める今日この頃
本日再更新です
仲間が増えた。
食料問題をどうにかしないといけない。
とりあえず一番手頃な畑をどうにかしたい。
肥料ができるのが当分先でも他にできることはある。
何も土づくりが肥料ありきなわけではない。
畑の周りの環境整備からでもやるべきだ。
だから俺は水路を作り始めた。
ここは川から微妙に距離がある。
せいぜい三百メートルくらいだがそれでも水路があるのとないのじゃかなり変わってくる。
水は農業だけに使うわけじゃないのだ。
料理や風呂にだって使う。
……
……風呂はなかったな。
よし、いつか作ろう。
今すぐにでもほしいが他にやることがある。
いや、そもそも人手が足りないか。
まぁ良い。
今は無心になって水路を掘ろう。
自宅のすぐ西にある畑からさらに西に向かって掘り始めた。
掘った土はいつか使うことを信じて道にやる。
………四十センチも掘ってるとかなり体力も時間も必要そうだ。
「まぁ気長にやるか。」
昼飯をシャルロッテと食べつつ情報をまとめる。
南に海があるそうだ。
自称ドラゴンの彼女が言うにはひとっ飛びだそうだが人間の足ならどれくらいかかるのだろうか?
……とにかく今はいけない。
シャルロッテをおいて遠出は避けたい。
決して面倒なわけではない。
ただ彼女の背に乗れるのであればそうしたい。
そうゆうことだ。
あぁそうだ、方角の話をしよう。
この世界は北から太陽が登ってくるらしい。
そして西を通りつつ南に沈む。
全く知らないこの世界の常識だ。
根本的に前いたところとは違うようだ。
試しに自分がいた世界のことを話してみることにした。
異世界であることを隠して………。
「ふぅ〜ん。
何かのおとぎ話みたいね。」
もっともな反応だと思う。
ガソリンは………君たちの言う魔力みたいなものだろう。
電気もそうだろうか?
似てるようで似ていないなんともよくわからない世界だ。
「また暇な時にいつでも教えてね。」
ウケは良かったようだ。
まぁいいか。
願うならいつでも教えてあげることにしようじゃないか。
君の知らない異世界のことを。
「えっ?異世界?」
あっ‼︎やべ!!
隠すつもりが言っちゃった。
……あの後は大変だった。
いろんなことを根掘り葉掘り聞かれた。
嬉しそうだったからいいけど……。
こんなに聞いてくるんだから少しくらいこっちのことを教えてくれたりしないかなぁ。
「いいわ。
教えてあげる。
キミの知らないこの世界のコトをねっ‼︎」
彼女のドヤ顔が眩しい。
俺もこんな顔で話していたのだろうか。
まぁなんにせよお腹いっぱいです。
「まさか本当にドラゴンとはなぁ。」
しかも人間の国では賞金首らしい。
詳しくはよくわからなかったが不老不死の薬を作ったらしい。
それを王族、貴族がこぞって狙ってきた。
だから魔族の国に逃げたがいづらくなったらしい。
その後にここを見つけて今に至るようだ。
彼女もなんだかんだ大変なようだ。
少し気持ちの整理をした。
隠し事は性に合わないらしい。
自分のことを話せてスッキリした。
これでまた頑張れる。
こうして再び水路を作り始めた。
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