俺の知らない異世界のコト
1日一更新です
次回はシャルロッテの閑話の予定です
彼女のことを聞いてみた。
名前はシャルロッテと言うらしい。
年齢は………、
恥ずかしいのか教えてくれなかったが100年以上生きていることを仄めかしてきた。
「にわかに信じがたいなぁ。」
「ふぅーん。
キミィ、ワタシがウソを言ってるとでも思ってる の?」
図星だ。
だがこちらにも理由がある。
彼女のその姿が信じることを拒ませてくるのだ。
見た目は10代そこらにしか見えない。
そんな人がいきなり「100歳越えのおばあちゃんです‼︎」なんて言ってきても信じられるわけがない。
それを彼女は理解してない。
どうしよう。
まぁここは思ったことを素直に言うしかないだろう。
「すまない。
見た目が若々しくて、信じることができなかっ た。」
ちょっと演技くさかったかな?
……なんにせよ彼女は嬉しそうだった。
彼女から得られた情報を全てまとめよう。
この村はやはり廃村だったそうだ。
彼女がそこに移り住んだのがつい5年ほど前の話だそうだ。
「ワタシがここにくる少し前から戦争が始まったの よ。
この村の住民たちはみんな避難したの。
だから運よく静かな住処を見つけたと 思って住み始めたのよ。」
……所有権とかは大丈夫なのだろうか?
えっ?
力が一番?
力のあるものが全て奪っていくのか?
危ないな。
ならばここも取られる危険があるんじゃないか?
「そんなことはないわ。
ワタシ、強いもの。」
胸を張って自慢してくる。
その自信はどこから出てくるのだろうか。
「キミも興味があるならワタシと戦ってみる?」
いきなり言われたので少し動揺してしまった。
多分彼女は人間じゃない。
薄々感じていた。
生身である俺よりも強いだろう。
だが、これは彼女が選んだ選択なのだ。
水をかけてしまった罪悪感もあるし受けるしかないだろう。
「安心して。
負けても追い出したりしないから。」
それは命を落としてしまったときは関係なくなるのではないだろうか。
まあ良い。
こうして俺は戦い始めた。
「あれ?
魔法が出ない………。
それに体が動かない。」
こんなんでいいのだろうか?
俺は勝った。
勝ってしまった。
「いきなり襲うなんて卑怯よ。」
なんとでも言うと良い。
戦いは勝つものだ。
そのための戦法なんてなんでも良い。
「捨てたり……しない……よね?」
その気はない。
むしろいなくならないでほしい。
話ができる人がいることほど今の俺に嬉しいことはない。
それにこんな怯えてる少女を捨てるなんて考えられない。
俺はそんなに鬼畜に見えるか?
「そっか。
よかった……。」
少しの間話し合った。
体が動かないのは数年間寝たきりだったのが原因だと結論づけた。
体が動くようになるまでそばで世話をすることになった。
修正報告お待ちしてます




