表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キミに伝える異世界のコト  作者: 久しい田んぼ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/17

俺の知らない異世界のコト

1日一更新です

次回はシャルロッテの閑話の予定です

彼女のことを聞いてみた。


名前はシャルロッテと言うらしい。


年齢は………、


恥ずかしいのか教えてくれなかったが100年以上生きていることを(ほの)めかしてきた。


「にわかに信じがたいなぁ。」


「ふぅーん。

 キミィ、ワタシがウソを言ってるとでも思ってる の?」


図星だ。


だがこちらにも理由がある。


彼女のその姿が信じることを拒ませてくるのだ。


見た目は10代そこらにしか見えない。


そんな人がいきなり「100歳越えのおばあちゃんです‼︎」なんて言ってきても信じられるわけがない。


それを彼女は理解してない。


どうしよう。


まぁここは思ったことを素直に言うしかないだろう。


「すまない。

 見た目が若々しくて、信じることができなかっ  た。」


ちょっと演技くさかったかな?


……なんにせよ彼女は嬉しそうだった。






彼女から得られた情報を全てまとめよう。


この村はやはり廃村だったそうだ。


彼女がそこに移り住んだのがつい5年ほど前の話だそうだ。


「ワタシがここにくる少し前から戦争が始まったの よ。

 この村の住民たちはみんな避難したの。

 だから運よく静かな住処(すみか)を見つけたと 思って住み始めたのよ。」


……所有権とかは大丈夫なのだろうか?


えっ?


力が一番?


力のあるものが全て奪っていくのか?


危ないな。


ならばここも取られる危険があるんじゃないか?


「そんなことはないわ。

 ワタシ、強いもの。」


胸を張って自慢してくる。


その自信はどこから出てくるのだろうか。


「キミも興味があるならワタシと戦ってみる?」


いきなり言われたので少し動揺してしまった。


多分彼女は人間じゃない。


薄々感じていた。


生身である俺よりも強いだろう。


だが、これは彼女が選んだ選択なのだ。


水をかけてしまった罪悪感もあるし受けるしかないだろう。


「安心して。

 負けても追い出したりしないから。」


それは命を落としてしまったときは関係なくなるのではないだろうか。


まあ良い。


こうして俺は戦い始めた。






「あれ?

 魔法が出ない………。

 それに体が動かない。」


こんなんでいいのだろうか?


俺は勝った。


勝ってしまった。


「いきなり襲うなんて卑怯(ひきょう)よ。」


なんとでも言うと良い。


戦いは勝つものだ。


そのための戦法なんてなんでも良い。


「捨てたり……しない……よね?」


その気はない。


むしろいなくならないでほしい。


話ができる人がいることほど今の俺に嬉しいことはない。


それにこんな怯えてる少女を捨てるなんて考えられない。


俺はそんなに鬼畜に見えるか?


「そっか。

 よかった……。」




少しの間話し合った。


体が動かないのは数年間寝たきりだったのが原因だと結論づけた。


体が動くようになるまでそばで世話をすることになった。






修正報告お待ちしてます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ