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ミステリーな道

作者: GONJI

知り合いから聞いたある道の話です

場所は知っているのですが、名前を出して特定させることは良くない案件だと思います

でも、大阪在住の私が車で向かえば1時間ぐらいで着きそうな場所です

着きそうな場所と言う表現からお分かりいただけますように、私は自分自身でそこに行って確かめていません

もし、聞いた話が本当ならば、お金がたくさんいるでしょうしねぇ・・・


その場所は有名な観光地のすぐ近所にある何の変哲もないところだそうです

今、これを書きながらグーグルマップで場所を確認したら、確かに何の変哲もないどころか、よく利用されているのではないか?と思われるドライヴウェイのようです


そう、つまりは道なのです


この道がどうしたのか?


実はこの聞いた話は、真夜中に発生する話ではないそうです

昼間の明るい見通しいの良い時間帯、それも当事者は車を運転しているのですが、第三者はその風景を違う場所から見ることができる・・・見下ろすことができると言うべきかな・・・それで成立する話なのです

だから、この話をされていた方もご自身は車を運転していたのではなく、知り合いがそこを運転しているのを見下ろしていたそうです


それは、ある日の観光地にある有名な山の裏側を走るドライヴウェイでのこと・・・

ある方が知り合いとこの観光地を訪れていたそうです

そしてこの有名な山に登って景色を見ていた

すると、その山の裏側を通るドライヴウェイが見下ろせたのですが、そこを走る車がとても奇妙な走り方をしていたそうです

「何や?あの走り方は?」・・・・

「運転手さん体調でも悪いんかなぁ」・・・


しかし、その道のある地点を通り過ぎたら、今までの運転が嘘のようになくなり、普通に平常な運転に戻ったのです

「・・・・?????・・・・」

「なんやったんやろう?」



そこで、車でここへ来ていた知り合いが「ちょっと俺があそこを走ってくるわ」・・・

そう言って車を取りに山を降りて言ったそうです

実はこの山は丘ぐらいの低い高さなのです


そして暫くすると・・・

知り合いの車が、例のドライヴウェイに向かっているのが山の上から見下ろせたそうです


ついに、あのドライヴウェイに入りました

すると・・・「ああああああああああ!やっぱり何や?・・・・」

実は、知り合いの車もさっき共に見下ろしていた車のような奇妙な走り方をしだしたのです・・・・

「あいつ大丈夫か?・・・・」


しかし、やはりある地点を通過すると、普通に平常時の運転に戻ったのです


暫くして知り合いが血相を変えて、山の上に戻ってきました

「大変や!車のあちらこちらがボコボコに凹んでいる!」と大きな声で叫びました


さて、どういうことか?

実は、山の上からこのドライヴウェイを走る車を見ると、道は真っすぐなのに車は大きく蛇行してふらつき右側や左側の木々にぶつかって走って行くそうです

それで「何や?あの走り方は?」と言ったのです

だから知り合いの車もそう言う運転をしているように見えたのです

ところが、運転している当事者は何の異常も感じずに、普通に真っすぐ運転しているつもりなのだそうです

なので、運転が終わって車を降りた時に、その車のあちらこちらがボコボコになっているのを見て「どういうことや?」とパニックになるそうなのです


知り合いもパニックになりながら、そういう話をしてきたそうです


この事象は運転当事者がまったく解らず、他所から見ている者が、眼下で起こっていることを不思議に思いながら見て初めて分かることだそうなのです


すぐ近くまで行くことはよくありますが、未だに近寄ったことはありません

もし本当ならば修理代が高くつきそうなので・・・・


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