表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/68

トンポーローもどき

塊の豚肉に軽く塩コショウをして、フライパンを熱する。小麦粉を付けるとぱさつかないとか聞いたが、豚肉である。脂がしっかり出るのでそこまで心配はいらないだろう。


熱したフライパンで豚肉の脂の方から焼いていく。焼く時間はそれほどかけないが、軽く焦げめはつけたい。


外側を四方向から焼いて色をつけたらシリコンスチーマーに醤油、酒、しょうが、ハチミツ、顆粒だしと水を入れて軽く混ぜる。そこにフライパンの脂ごと豚肉を投入。更にスターアニスというスパイスを加える。


しっかりと蓋をして、10分程加熱。その後調味液に浸かりきっていない上半分を下になるようにひっくり返して、5分加熱。


粗熱を取った後、一口サイズに切り分けておく。調味液は冷やすと脂が固まるので、スターアニスと固まった脂を取り肉を更に漬け込んでおく。


そうして出来たのが、トンポーローという中華風の角煮だ。本来は皮付きのバラの塊肉を使うとか、色々あるが今回は簡略バージョンだ。


なお、切り分けた肉を漬け込んでるのは最後まで煮汁の味を染み込ませたいのと、煮汁がゼラチン質で固まることを予想してのことだ。


作業工程としては30分ほど。電子レンジで加熱したり粗熱をとることの方が時間がかかるくらいだ。


「あらぁ、スターアニスの香りがいいわねぇ。ハチミツとかも入ってるし、お肉も柔らかそうだわ」


「スターアニスは八角とも言って、中華では定番のスパイスなんだよね。他にもローリエとかのスパイス、ハーブ、香辛料もちゃんとあるんだから、すごいね」


「具合の悪い子のため色々用意してあるのよ」


「薬膳ってやつだね」


いつかそういう料理もやってみたいものである。


ちなみに、トンポーローもどきを作ってる途中でスターアニス(八角)の香りが充満し、寮生が夕飯を今か今かと待っている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ