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夜の迷惑 康太視点
「なに、康太?」
開口一番のひやりとした一言にも慣れてきた。
「用がないと来ちゃだめなの?」
だからこちらも流せるようになった。
「私は顔も合わせたくない。だから来られるのは迷惑」
「そこをなんとかしないと友達に戻れないだろ」
そうだ。さちを説得してまた友達に、幼なじみに戻るんだ。
俺がさちの部屋に通って数日。学校では話しかけるなと言われたから、寮で話すことにしている。
そう、話せている。
ならばいつか中学の時を思い出してまた良い関係に戻れるはずだ。
「今日もさちの料理は美味しかったね」
「私じゃないよ。料理してる人のおかげ」
「学校ではどう?来週は実力テストがあるんだっけ?」
「あなたには関係ないでしょう?私のことは気にしないで」
「なんで?俺たち幼なじみじゃないか」
「それを止めてと言ったでしょう・・・・・話すことが無いなら早く帰ってくれないかしら?」
「なんで?」
「え?」
「なんでそんなこと言うんだ?そろそろ俺だって怒るぞ?」
「それならそれでいいわ。こんな時間に部屋に来られるのもいい加減に迷惑だわ」
「なんだと?」
すっと手を伸ばした。
こんこんこん!
「さちちゃん、ちょっといいから〜?」




