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名探偵?隅田川雷門のお薬手帳 「だるまさんが転んだ殺人事件」(名探偵?隅田川雷門 人生初めての大仕事)

作者: ア煌

一応、推理物です、多分!?。

ここは超弩級の高級ホテルである厠表(かわやおもて)ホテル。


女性の声

「きゃぁ~~~~~~~」


そんな高級ホテルの広間にて殺人事件が発生。


ホテルマン

「け、警察に電話をっ!」


死亡したのは資産家でありアニメ評論家のダル・馬山(ダル・まさん)76歳。


ホモではないのかと噂があるが一夫多妻制度を政府に強く懇願するほどの女好きである。


揚足

「厠裏(かわやうら)警察署の揚足藤太です、で、ご遺体は?」


ホテルマン

「こちらでございます」


広間に案内するホテルマン


揚足

「ふぅ~む、これは!」


検視する揚足。


揚足

「死因は腹部に刺さったナイフによる出血多量死でしょう」


揚足の検視では転んで自身が持っていたナイフが腹部に刺さった事故死と見ていたのだが。


バリ

「あいつには先端恐怖症があって昔から包丁やナイフは手にした事は無いぞっ」


その場に居合わせたダルの友人のバリの発言から殺人事件の疑いで警察は捜査を始める。


隅田川

「んん~!、何かありましたか?」


揚足

「誰ですか貴方は?」


隅田川

「ああ~、私ねっ、探偵を・・・・・一応本業にしている隅田川雷門って者です」


たまたまその高級ホテルに仕事(害虫駆除)で来ていた探偵隅田川雷門が推理を行う。


しかし、たまたま手帳を持ち合わせていなかったのでいつも持ち歩いているお薬手帳を取り出した。


そして、たまたま推理メモを書き込む事になった。


ダルの離婚歴は50回。


隅田川

「う、羨ましいなぁ~」


今回の食事会に誘われた人物は8人。


まずは1人目、ダルの現在の婚約者で将来51人目の妻となる予定だった早乙女伊夜(13歳)、早乙女は今すぐにでも結婚をしたいのだが法律上では無理なので2~3年後に結婚するようにダルに止められている。


隅田川

「私はロリコンではないが彼女の美貌には大人顔負けだよなぁ~・・・ダル・間山が転んだ?」


皆の方を振り向く隅田川。


んで、2人目は早乙女伊夜の母親の早乙女彩(29歳)、実のところは自分がダルに求婚されていたのだが結婚願望が全くと言って無いが大金は欲しいので娘を生贄に差し出す鬼畜な親であった。


隅田川

あや伊夜いや!、じゃあ、孫娘ができたら「うや」とかだったりして?・・・・ダル・間山が転んだ!」


皆の方を振り向く隅田川。


3人目はダルの12番目の妻の娘である中倉詩織(29歳)、ダル一族の中で1番に相続に敏感である。


隅田川

「うっわぁ~、見た目バリキャリやん~、鞭似合いそうぉ・・・・ダル・間山が転んだっ」


皆の方を振り向く隅田川。


4人目、ダルの友人バリ・強筑(58歳)、最近、自身の会社の借金が増えてきたのでダルに自社への融資を持ちかける事が多くなってきた。


隅田川

「バリ・強筑、日本名にすれば強筑バリ(ごうつくばり→強着く張り)・・・・ダ・ル・間・山・が・転・ん・だ」


皆の方を振り向く隅田川。


で、5人目となるのは、ダル専属の公認会計士の柏礼二(36歳)、バリへの融資の件でたまたま来ていた。


隅田川

「この人は関わりは弱いから白だな・・・・ダル・間山が転んだ~」


皆の方を振り向く隅田川。


そして6人目だが、ダルの1番目の妻との娘の子供である三好風香(17歳)、ただ単に祖父にお小遣いをもらいに来ただけだが金額が・・・・・10、000、000円!、まぁ~当然の如くダルは減額を提示していた。


隅田川

「お小遣いに1、10、100、1000、10000、100000、1000000、10000000ん~!?・・・・ダル・間山が転んだの?」


皆の方を振り向く隅田川。


7人目、ダルの2番目の妻との間に出来た長男である神楽信一郎(49歳)、ダルの1番目の妻との間には男児がいないので実質的にダル一族の長男となる。


隅田川

「おっ、イケメンじゃん!、でも、俺には勝てないけどな・・・・ダ~~ル~~間~~山~~が~~転んだっ」


皆の方を振り向く隅田川。


最後に8人目となるのが、バリの従妹でダルの40番目の妻でもあった弁護士の強筑裕子(32歳)、バリとは肉体関係にある。


隅田川

「三角関係のもつれかな?・・・・ダ~ル・間っ山が転んだぁ~あ」


隅田川雷門は推理と思案と妄想を行いある程度まとまった所で「ダル・馬山が転んだっ!」とつぶやきながら容疑者達の方を振り向くとその都度容疑者達の立ち位置が変わっている。


そのような事を何回か繰り返している内に隅田川雷門は犯人を突き止め容疑者達の方を振り向くととある人物が隅田川に抱き着いてきた。


隅田川

「うっ!、こ、これは、一体・・・・」


抱き着いてきたその人物はナイフを手に持っていて、そのナイフが隅田川の腹部に刺さっていたのだった。


女性の声

「きゃぁ~~~~~~~」


床に倒れる隅田川。


隅田川

「だ、誰か、エゴエニュエニョアンシャンブルプリンショアに餌を・・・・お願い・・・・」


エゴエニュエニョアンシャンブルプリンショアとは隅田川の飼い猫の名前である。


揚足

「隅田川さんっ・・・」


犯人を突き止めた隅田川は残念な事にその場で死亡が確認された。


揚足

「残念ですが、あなたには署まで来ていただきます」


犯人とされたその人物はダル・馬山殺人の容疑と隅田川雷門殺人の現行犯として逮捕された。


ガシャ(手錠の音)


厠裏警察署の取り調べ室で取り調べが行われた。


その人物には殺意は無く、他の者がたまたま見ていない瞬間に、ただ!ただ!単にダルにナイフを渡しただけでその後転倒したダルの腹部にナイフが刺さっただけらしい。


そして、隅田川に事実を述べようとした時に躓いてナイフを持ったまま隅田川に抱き着いてしまい偶然にもナイフが刺さってしまったそうだ。


警察は2件とも殺意は無くあくまでも事故として処理。


さて、犯人とされたその人物とは?、そして、その人物には本当に殺意は無かったのだろうか?。


終わり


ほぼ、コメディでした!w。

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