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Beast WING  作者: FRAYZ
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79/90

WC予選

秋、いよいよ選抜ウインターカップ予選が始まる。俺達は1、2回戦をトリプルスコア、ダブルスコアで勝ち上がり、翌週の3、4回戦も20点差で勝ち上がっていた。次は5回戦。これに勝てば県ベスト8で準々決勝に進める。5回戦の相手は東三河高校。毎年県下ベスト8前後のチームだ。こちらがしっかり実力を出せれば充分勝てる相手だと思っている。

「スタメンはいつも通り、相手はインサイド弱いがウイングが強い。石山と大和はディフェンスに注力してくれ。それからPGもディフェンスはかなりタイトに来る。気を付けろ」

「はい」

冨田が返事をする。今大会のスタメンセンターは基本的には永野。相手にビッグセンターがいた場合のみ伊田がスタートにかわるが、まだその機会はない。

注意すべき選手はPG橋上、SG島江、SF金木の3選手。インサイドは180cmちょっとの特に印象に残らない選手だった。

「ディフェンス頑張れよ」

「あぁ、お前こそプレッシャーにやられるなよ」

「当たり前だ。蛇川さんに比べたら大した事ない」

冨田は強気だ。3年生の蛇川さんは腕が長くディフェンスを得意としていた。相手の橋上は2年生だし、それほど脅威にはならないだろう。

試合が始まりジャンプボール。当然のように冴島がボールを後に弾き、それを冨田がキャッチする。まずは1本だ。


PG橋上173cm

SG島江178cm

SF金木179cm

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