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北風が吹いたら  作者: 辰巳尚喜
2/16

一人目2

小野は努力を怠ったった訳では無い。


ただタイミングが悪いだけだった。


子供の頃から、何で周りで不利益な事が起こった時に何故だか小野がその場に居合わせて、損をする。


彼の34年間はそれの繰り返しだった。


仕事が無くなり、手持ちの金は底をついていた。


小野肇34歳の所持金は1231円。


仕事も無い、家も無い、金も無い、もちろん家族も無かった。


無い無いずくしの人生を小野は完全に無いものにしょうと決めていた。


そお、自殺だった。


小野はここ数日水しか飲んでいない。


そこで最後に手持ちの1231円で何かを食べるつもりだった。


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