プロローグ
「助けて、、、誰か、、、」
紅い炎、半壊した街、焼けたなにかの匂い、
周りには、うめき声を上げる人がかすかに聞こえる。
そんななか、何が楽しいのか、人を無視のように殺している生き物がいる。
見た目は巨人のように大きく、肌は赤色で、人ではないことはわかり切っている。
目の前には、私をかばって死んだ両親が横たわっている。
、、、世の中は、理不尽だ、、、
私は、そう思った。
私達が何をしたと言うんだ、、、
何がいけなかったというんだ、、、!
、、、神がいるなら、教えてほしい、、、
、、、なぜ、、、死ななくちゃ、、、いけないの、、、?
化け物がこちらをみた。
そのギラついた目が、、、私は、怖くて、、、
、、、石を、、、投げた、、、
なぜ?怖いんじゃないの?
わからない。でも、こんな理不尽はいや、、、!
「ば、、、ばけもの、、、!、、、ま、ままを、、、ままとぱぱをかえせ!」
石が当たったからなのか、私の言葉がうるさかったのか、
化け物は鬱陶しそうに見たあと、私を虫のように吹き飛ばした。
「あ、、、がっ、、、」
血がたくさん出た。
転んだときだって、こんなに出ない。
すごく痛い。痛い。痛い。
視界が、、、ぼやぼやする、、、
「、、、おい、、、子供が、、、」
「なぜ、、、おい、、、お、、、」
だ、、、れ、、、、、?
私の意識は、そこで途切れた。
誤字脱字があれば教えてくださるとありがたいです。
※主人公は黒髪黒目の女の子です