ホテル万華鏡
繁華街の中心部にありながら、道行く人の目に何故か留まらないホテル――万華鏡。
でも、泊りたいと思う人間にだけ、扉が見え、客として迎え入れるらしい。
どうして見えるのか。
なぜ、迎え入れるのか。
それは、不意に訪れるかもしれない。
それは、長年願っていることかもしれない。
それは、喜ばしいことなのか、別の感情なのか……
あなたにその扉が見える日は、今日かもしれない。
2020年12月27日 第一章完結
でも、泊りたいと思う人間にだけ、扉が見え、客として迎え入れるらしい。
どうして見えるのか。
なぜ、迎え入れるのか。
それは、不意に訪れるかもしれない。
それは、長年願っていることかもしれない。
それは、喜ばしいことなのか、別の感情なのか……
あなたにその扉が見える日は、今日かもしれない。
2020年12月27日 第一章完結