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白き剣聖と黒き賢者  作者: Dorago
一章 禍いの黒猫
16/38

16.成長

6/30

書き足しと書き直し、行間を開けましたので読みやすくなっていれば幸いです。

 あれから二週間後、僕らは王都の筆記試験の勉強をしていた。


 正確にはルナに僕とトルネが教えている。


 僕は毎日家でトルネに教えてもらっていたため、筆記試験については余裕であり、ルナのことを全く考えていなかった。


 その結果こうしてルナに勉強を教える時間を設けることになり、ルナのスケジュールが、かなりハードになった。


 ごめんよ、ルナ。


 スケジュールについては午前に勉強をみっちりとし、昼ご飯を食べたらすぐに何回か組手、その後はスキルの熟練度が上げをし、魔法の練習をしてから、組手をして終了だ。



「ルナ。本当にごめん。辛くないか?」


「はい。ちょっと疲れますけど大丈夫です!」



 ルナはこういってくれているが、ルナは最近までほとんど何も食べずに寝心地の悪い路地裏で過ごしていたのだ。


 ちょっと前までやせ細って不健康な状態だったルナが僕はかなり心配なのだ。


 ただ、僕の心配とは裏腹にルナは教えたことをどんどん吸収していくため、その成長は著しかった。


 勉強に関しても同様にだ。







 そんなこんなで残りの二週間を過ごした僕たちは再び王都へとやってきていた。


 これからリーアの家に行って一緒に試験を受けにいく。


 ちなみに僕らの今のステータスはこれだ。


【名前】レン=フィン=ベルトリート

【種族】人族 【性別】男 【年齢】5歳

【称号】侯爵家三男 ルナの主人 (転生者)(ブランの主人)(天才魔法師)

【職業】貴族

【ユニークスキル】神眼⦅S⦆(魔の心⦅S⦆)

【スキル】空間収納⦅S⦆剣術⦅F⦆格闘術⦅D⦆身体強化⦅E⦆魔力操作⦅D⦆(無詠唱⦅C⦆)(魔力感知⦅D⦆)(気配察知⦅F⦆)(隠蔽⦅S⦆)(状態異常耐性⦅S⦆)

【魔法】全属性魔法⦅C⦆

【パラメーター】

  HP ⦅E⦆

  MP ⦅C⦆

  STR ⦅E⦆

  VIT ⦅E⦆

  AGI ⦅E⦆

  INT ⦅C⦆

  MND⦅C⦆

  DEX ⦅D⦆

  LUC ⦅C⦆


 

  天才魔法師:魔法使用時S補正。魔法熟練度上昇にS補正。



 これは付与魔法と生活魔法、補助魔法を覚えた時点で魔法が全属性魔法に表示がかわり、その時に入った。



  魔力操作:魔力の操作を補正する。

  魔力感知:魔力の感知を補正する。

  無詠唱:魔法使用時、詠唱を全て破棄する。



 これはリーアに教えてもらった通りの手順でするとできた。



  気配察知:生き物の気配を察知する。



 森の中でリーアと組手をしている時に手に入った。


 森の中に隠れられても少しはわかるようになった。



 次はルナだ。



【名称】ルナ

【種族】獣人族 (ネコ)【性別】女 【年齢】5歳

【称号】呪われた奴隷、レンの奴隷、頑張り者

【職業】奴隷

【ユニークスキル】暗器⦅S⦆

【スキル】瞬歩⦅D⦆身体強化⦅D⦆魔力操作⦅F⦆詠唱⦅E⦆気配察知⦅D⦆

【魔法】無魔法⦅D⦆影魔法⦅E⦆闇魔法⦅F⦆雷魔法⦅F⦆

【パラメーター】

  HP ⦅C⦆

  MP ⦅E⦆

  STR⦅E⦆

  VIT ⦅E⦆

  AGI ⦅D⦆

  INT ⦅D⦆

  MND⦅F⦆

  DEX⦅E⦆

  LUC⦅F⦆



  頑張り者:全ての熟練度上昇にC補正。



 ルナはいつも頑張ってるもんな。


 それにしても効果すげえ。







 リーアの家に着いたようだ。



「レン。少しは成長した?」


「少しだけな?」



 リーアはニヤリと笑って聞いてくる。



「試験は大丈夫?」


「勿論だ」


「なら、いこっか」



 学園内では自分たちでなんとかしないといけないので、練習も兼ねて試験に行くのは僕とルナとリーアの3人だけだ。



「「「行ってきます」」」



 僕らは両親に挨拶をして、学園へ出かけた。



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