ディオゲネスレイプ!樽の中に住む空手部
木村「続いては自由奔放な生き方をしたディオゲネスについてやって行きましょう。…三浦先輩、早速ですが聞かせてください。道端で公然とオナニーすることについて、どう思いますか?」
野獣「こ、公開オナニーですか!?(条件反射)」
三浦「普通のことだと思うゾ」
木村「ま、まぁ三浦先輩は普通だと考えるかもしれませんが、一般的に考えれば下劣な事ではありませんか?…はしたない、汚い、そう言った常識に沿った考えを抱くのが我々です。…しかしディオゲネスは違いました」
野獣「…と、言うと?」
木村「彼のエピソードを幾つか挙げますが、彼は樽の中に住んだり、そして日中にランプを灯して歩いたり…等々。全く世間に囚われないような生き方をディオゲネスはしたのです」
三浦「俺もそんな生き方してぇなぁ…」
木村「そんなディオゲネスは、『あるがまま生きる』という事の体現者なんですね。…形而上学や論理学を徹底的に侮蔑し、無為自然に生きる。それがディオゲネスなんですよ」
野獣「じゃあ俺もさ、ディオゲネス哲学を真似て、下北沢駅前で公開オナニーしてもOKってこと?」
木村「彼の思想ではいいでしょうね。…でも今は法律違反で捕まってしまいますから」
三浦「でも、世間に流されずにあるがまま生きるディオゲネスは凄いと思うゾ」
木村「そうですね。…確かに我々は常識などに身を任せやすいので、そう言ったディオゲネス流の哲学を学ぶべきなのかもしれませんね」
三浦「それにしてもプラトンやアリストテレスとは違って、簡潔で凄く分かりやすかったゾ~」
野獣「じゃあ俺、ディオゲネス真似てくるから…」
木村「やめてください(切実)」
野獣「ん、おかのした」
木村「では次に移りましょう。…ディオゲネスの逸話は読んでいて面白いから、興味持ったら読んでみる事もまた良いかもしれませんね」