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迫真空手部・哲学の裏技  作者: そのまんま東のような人物のイラストをイメージ画として自身が一種の淫夢系のキャラクターとして扱われている、近年ではイワナ系朗読やFXで有り金を溶かしたりしている朗読兄貴
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異教徒レイプ!ジハードと化した空手部

木村「前回は仏教についてやりましたが、今回はイスラームについてやりますよ。最初にですが、預言者ムハンマドは有名ですよね」


三浦「固くなってんぜ(聖戦への決意)」


野獣「洒落にならないからNGだ」


木村「まずムハンマドですが、彼はヒラー山と言う所にある洞窟で神から啓示を受けます。この時に天使ガブリエルが降臨したとも伝えられています」


野獣「ガブリエルは天上位階論で言うところのどの階級なんだ?」


木村「『大天使』ですね。下から二番目です」


野獣「天使の姿見てみてぇなぁ俺もなぁ」


三浦「お前みたいな薄汚れたステロイドハゲのもとに天使が来るわけないだろ!いい加減にしろ!」


野獣「流石に酷いと思った(小並感)」


木村「話を戻しますよ。…そんなムハンマドは預言者に選ばれ、神の言葉を語っては信仰の共同体を作ります。これを『ウンマ』と言い、多大な影響を誇ったのです」


三浦「そうだよ(便乗)」


木村「そして聖典『コーラン』が編纂されたのです。今回はコーランを中心とした思想の説明になります。それではやっていきましょうか」


野獣「オッスお願いしま~す」


三浦「よし、それじゃ(記憶に)ぶち込んでやるぜ!!」


木村「まずは『六信』です。これは主に『神』『天使』『聖典』『預言者』『来世』『運命』の六つの教えの総称です。まず神は唯一神アッラーであり、偶像を作るのを禁止しています。天使は聖霊とも同一視され、神のために働く霊的実体ですね。聖典はコーランの他にも旧約聖書、新約聖書が入っています。預言者はムハンマドだけでなくモーセやイエスも含まれます。来世は天国と地獄の審判に関する教えで、運命は生も死も全て神の意志によるものだ、という教えです」


野獣「気になったのだが、イスラームとユダヤ教並びにキリスト教は同じ神を崇めているのか?…コーランの他にも旧約聖書と新約聖書が入っているとか」


木村「良い着眼点ですね、鈴木先輩。そうなんです、この三つの宗教は同じ神を信仰してるんですよ。神の呼び名はそれぞれ異なりますが」


野獣「はえ^~」


三浦「他の宗教と神の価値観を一緒にしてる点においては興味深いゾ」


木村「続いては『五行』についてです。これは有名ですね。一つ目は『信仰告白』です。つまり「アッラーの他に神はなし」と宣言する事ですね。二つ目は『礼拝』です。一日五回、特定の時間にメッカに向けて跪く事です。これを行っている姿をイスラームの特徴と捉えている人も多いですね。三つ目は『喜捨』で、孤児や貧困者に対して金を扶助する事です。四つ目は『断食』であり、これは九月に日の出から日没まで断食するんです。五つ目は『巡礼』で、カーバ神殿へ訪れる事ですね。これに関しては出来る人のみで構わないようです」


三浦「断食とかアーツラソ」


木村「先程述べたウンマですが、この共同体を仕切るために法が作られます。それは『シャリーア』と呼ばれ、イスラーム法を成すものです。これこそがムスリムの実践すべき事です。加えてムハンマドの言行を纏めた『ハディース』もイスラーム法の一部となっています」


三浦「コーランとシャリーアだと、やっぱりコーランが優先度高いのかゾ?」


木村「そうですね。第一にコーランがあって、第二にシャリーアがあるんですよ。そんなシャリーアを根拠付ける為に預言者が残した規範が纏められます。これを『スンナ』と言います」


野獣「そうだったんすね^~」


木村「さて、今回はここまでにします。余談ですが、『ジハード』と言う概念をよく間違えている人が多いので言っておきます。これは飽くまでも異教徒からのウンマへの迫害に対する聖戦であって、侵略は否定されています。これを掛け間違えて使ってる人は悔い改めて、どうぞ」


野獣「おっ、そうだな。〇ス〇ム国見てるかー?フラーッシュ☆」


三浦「まずいですよ!」

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