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プロローグ

 天使とは、翼のある人達である。


 ――何を今更、そんな当たり前のことを? いえいえ、そうではないのです。天使は、翼のある、人間なんです。彼女達は別に神の御使いでも何でもなく、ただの人間――天使じゃないお母さんから、普通に生まれてくる女の子なのです。


 でも、ちょっとだけ普通の女の子とは違うところがあるだけ。それは彼女達の背中にやがて、翼が生えてくるということ。


 しかも、その『やがて』には個人差があるのです。生まれてすぐ生えてくることもあれば、小学生になってようやく生えてくるケースまで様々。要するに、天使の翼ってかなりアバウトなものらしいのです。


 その翼は、目いっぱい伸ばすと両翼合わせて身長の2倍近く。とても神々しくて、優雅なもの。しかも、大抵の場合飛翔能力を有する――つまり飛べるんです。

 ただし飛翔能力には得手、不得手があって、自由に空を飛びまわれるのは天使の中でもごく一握りだけ。中にはまるっきり飛べない、『その翼はただのお飾りかァァ!』『はいそうですーッ!』状態の可哀そうな天使も結構いるという事実は、言ってはイケないお約束。


 で、そもそも天使って一体、何なの? ということについては、実は良く判っていない。

 数が少ないといっても、むかーしからいる当たり前の存在なので、『天使は何故天使なの?』ということについて、誰も大して気にかけていなかった――というのが、天使研究がイマイチ進んでいない理由の一つ。それくらい、ありきたりな存在。


 ――そしてこれは、そんな“天使”と“天使じゃない”女の子達の物語――。


かなりヘンテコな、でもどこか既視感(?)のある作品を始めました。オリジナリティの無さは許してください。大昔のハードロックをテーマにした作品です。

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