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夢の中の彼

作者: 五十嵐緋華梨

私は 佐倉舞です。高校3年生。一応受験生なので いま放課後の図書室で勉強をしています。

放課後の図書室なので 誰もいないから勉強しやすいのです。

とか思っていますと 図書室に誰かは行ってくる音がしました。

私は顔を上げました。そこには ビックリするほどの美少年が立っていたのです。

ネクタイの色は緑。私と同じ3年生の証です。

「あの・・・」

私は勇気を出して声を出しました。

「あっゴメンゴメン^^俺は前原拓海まえはらたくみ。3年だよ君は?」

笑顔で答えてくれた拓海くん。

「舞です・・・佐倉舞です」

「舞か^^」

「受験勉強?偉いね^^」

と言って 私の隣に座った。しばらく 沈黙が続いた。その沈黙を破ったのは拓海君だった

「舞」

「ハイッ!」

「これあげる」

と言って差し出してきたのは ひまわりの飾りの付いた ヘアピンだった。

「へ?」

「お守り^^受験勉強に受かるように!俺ひまわり好きなんだ^^」

と言って 笑った。断ろうとも思ったけど なんか断れなかった。

「あ ありがとう・・・」

「これから先も それ大事にしてね^^」

といった。でもなぜ今日会ったばかりの拓海君がこんなことをしてくれるのか疑問だった。

でも なぜか違和感は感じなかった。

「ぅん・・・」

「俺そろそろ行かなきゃ!」

と言って 急に立ちあがった。

「行くって・・・帰るの?」

「・・・うん^^」

「また・・・会える?」

なぜかこんなことを聞いてた私に 自分でもびっくりした。

「うん!またね舞」

と言って 手を振って 拓海君は出ていった。





ゴツンッ



頭に衝撃が走った。目を開けると 椅子から落ちている私が居た。

「夢・・・?」

夢だと思うと なぜかとても悲しくなった。すると 右手に違和感があった。

見てみると ひまわりの飾りのついたヘアピンを握っていた。

「へっ・・・!?」

夢?現実だった?あれれ?少しこんがらがった。でも 私は夢でいわれたとおり

そのヘアピンを大切にすることにした。



~5年後~


5年後 私は結婚しました。相手の名前は前原拓海。正直私もびっくりしました。

だって 顔も名前も同じだから。拓海は会社の同僚。ひまわりが大好きだそうです。

私が彼にその話をしたら

「俺は高校生の時に『舞』って名前の女の子に ひまわりの飾りのついたヘアピンを

あげる夢を見たんだよ」

って言ってたのです。

初めまして!五十嵐緋華梨です!初作品は短編とさせていただきました!

『夢の中の彼』いかがでしたでしょうか!

ちょっぴり意味の解らないところがあるかもしれなかったですw

でも 楽しんでいただければ嬉しいです。

夢がつながるって素敵だなと思いました!

夢っていいですね!

次作品も読んでいただければ嬉しいです!

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