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Loose × Loop × roots  作者: ひさまた病
通常版
10/48

3:不条理

「おっかえりー……ってアレぇ? どしたのわさわさ」 

 玄関を開けた音で帰宅を悟った犬飼が出迎える。が、ひどく疲れた様子の二人を見てそう言った。

 テレビから賑やかな声が聞こえる。軽快な効果音やメロディが混ざっているから、アニメだろう。

 佐渡はやはり途中で別れて、駅前のホテルに向かった。彼は明日またタクシーで居酒屋まで車を回収した後、PMCの同僚に頼まれた土産を買いに行くらしい。

 会うとしたら、最終日の明後日だ。しかし悲しきかな、丁度月曜日で学校である。

「いやあ参ったよ姐さん、きーてくれ」

「うっわ汗くっさ! 何してきたのよ」

「襲撃にあった」

 しかし汗臭さはそれ以前の、佐渡との訓練のせいである。

 ポケットから蒼いゼリーを取り出して言った。

「中身の無い形成者だった。撃破し、武装とコアを奪取したが……なかなかに手ごわかった」

 靴を脱いで、リビングへ。

 椅子に座る二人に、犬飼は冷蔵庫から買い置きのミネラルウォーターを取り出して渡す。

 彼女は横目で賑やかなテレビを見ながら言った。

「敵?」

 伊達が頷く。

「おそらくは。研究以外の作戦は凍結している筈なのだがな……新型である可能性が高い」

「攻撃はトシくらい疾いし、武装が異様に重えんだ。それに口もきかねーし、タフネスだし」

 野太刀を壁に沿うように寝かせ、二丁のライフルを壁に立てかける。手榴弾をテーブルの上に置いて、予備弾倉、自動拳銃、リボルバーを並べる。

 手榴弾以外は弾切れで使い物にならない。全て、訓練で使い終わったのだ。

「それはそれは。今後もまた来そう?」

「……わかんねーってのが正直なトコだよ。マジで、何考えてんのかわからねえ。もしかすると、他のところにも新型が来てるかもしれねーし、ここだけで重点的にテストしてんのかもしんねえ。どのみち、オレらは死なねーよう全力でモルモットをぶっ殺さなくっちゃならねえようだ」

 嘆いて、テーブルに突っ伏す。高城の手はそのまま伸びてコアに触れ、顔を上げてそれを確認すると、無言で握りつぶした。

 手の中から溢れたゼリーが、手の甲側に溜まって再び成形する。

 伊達はそれを一瞥してから、立ち上がる。思わず膝が折れて転びかけて、テーブルを掴んで身体を支えた。

「犬飼、今日は何か食ったか?」

「え? ああ……お昼に外でパスタ食べてきて、お夕飯は別にお腹すかないから何も」

「なら今頃腹が減っているだろう」

「まあ……でも」

「オレも腹減った。くそ、せっかくケンさんのオゴリで腹一杯になったのによう!」

「というわけだ。俺も奇しくも腹が減った。何か作ろう」

 伊達は苦笑して高城を見て、犬飼に視線を戻して頷く。

 彼女は席を立ってキッチンへ向かうと、冷蔵庫を開けながら言った。

「ならあたしも手伝うわ。何作るの?」

「……オムライスを作ろう」

 テレビで美味しそうにオムライスを食べるアニメキャラを見ながら伊達は言った。

 深夜二時。

 そうして夜食づくりが開始する。

 激戦があったことなど、伊達の頭の中からはもう無かった。オムライスに押し出されたからだ。


     ◇◆◇◆


 日曜日は奇しくも、二日酔いに蝕まれてしまった。

 伊達は一日中頭痛と吐き気に唸りながら、トイレと寝袋とを行き来してすえたような、すっぱい臭いを撒き散らす。

 枕元に山盛りになるティッシュは、鼻をかんだために溜まったそれだ。くしゃみを頻発し、そのたびにキレの悪い鼻水を垂らす。

 ひどい有様だった。

 そんな彼を尻目に、仕方なく高城と犬飼は出来合いの弁当を買ってくる。

 それを丸一日かけてようやく食べた伊達は、ポカリを一気に飲み干して午後五時から就寝した。

 体質的に酒に弱いのだ――そんな事実に、高城は肩を落とす。

 確かに彼が飲んだのはウーロンハイが一杯だけ。後はずっとコーラか、ジンジャーエールだった。なるほど、思い出せば確かに、その一杯きりだったのだ。

「お酒ならあたしが付き合うわよ」

「嬉しいんだが、ちょっと違うんだよなあ……」

 微妙な男心の揺れる、平和な一日だった。


 久しぶりの何もしない休養のお陰か、伊達仁志の体調は月曜日にはすっかり全快していた。

「ジン、おはよ」

「ああ。おはよう」

 昇降口で中田と出会い、とりとめのない会話をしながら教室に向かう。

 教室に入れば、それぞれ別れて伊達は席につき、中田は他の友人との談笑にしけこむ。

 日常だった。

 伊達にとっては非日常であるそれが、既に日常になりつつあった。

 やがて桜井が隣に来て、授業が開始する。

 今日は早めに帰って佐渡を見送ろう。次は会えるかどうかもわからないのだから。

 伊達は傍目から見れば仏頂面だけれど、しかし密かに微笑むように口元を歪ませて、授業に挑んだ。


 だからといって、その結果が芳しいものになるわけではない。

 伊達は一限目から小テストを返却され、二点という愚劣極まりない点数に打ちのめされていた。唯一の救いは、十点満点のテストであることだろう。

「元気出しなって、ほら、お姉さんが奢ってあげるから。学食」

 桜井は伊達の肩を叩きながら慰める。

 いくら伊達とはいえ、飯の一つで機嫌を直せるわけもなく、ぎこちなく頷いて、それでもしっかりと学食へと向かった。

 すぐ近くの階段を降りずに、逆方向の突き当りまで歩く。その先には渡り廊下があり、西の特別教室棟へと続いた。

 その一階に、学食がある。

 わざわざ階段を降りて向かうよりも少し早く、そして降りた先にすぐ券売機があるのでとても便利だった。

 五百円ほどの唐揚げ定食を奢ってくれるという桜井の厚意は嬉しかったが、しかし点数が悪くて落ち込んでいる励ましにおごられるというのはなんだか恥ずかしい。だからこっそり、伊達は彼女の制服のポケットに五百円玉を忍ばせた。

 成功の直後に、振り向いて彼女は食券を渡す。

 伊達はありがたく受け取って食堂のおばさんに渡して、暫くして唐揚げ定食を受け取る。

 入り口からほど近い窓際の席は、あまりにも日差しが良すぎるために空いている場合が多い。今日も例外ではなく、既に指定席となっているそこに彼らは腰を落とした。

 伊達はやはり、唐揚げが乗ったさらにたっぷりマヨネーズを出す。

「そういえば、マヨネーズって常温で保管しても大丈夫なの?」

「開封後のそれは冷蔵庫に入れておいた方がいい。俺の場合は、アルミバッグにドライアイスを入れて持ち歩いているが」

「すごい情熱だね」

「旨いものは旨く喰うのが俺の信条でな」

「それじゃあ今日の放課後、一緒にラーメン屋さん行かない? このまえ駅前で、すっごい美味しい所見つけたんだぁ」

 嬉しそうに提案する桜井。相変わらず頼むのは天ぷらそばで、提供した一味は使われずに放置されている。

 伊達は少し困ったように眉間にシワを寄せて言った。

「すまない。今日は友人が帰国するから、見送らなければならないんだ」

 義務でもなんでもないし「忙しいなら良い」とまで言われているが、しかし伊達は見送らなければならなかった。

 次はいつ会えるかわからないのだ。多分、会えない可能性の方が高い。

「帰国って……外人さん?」

「いや、海外で生活をしている日本人だ。つい先日、休暇の際に帰郷して、色々手助けをしてもらった」

「へえ、伊達くんって意外と交友関係広いんだね?」

「意外と……。広いかどうかわからんが、しかし友人と思っている人間は片手で数えるほどしか居ないぞ」

 戦友はそもそも少ない。

 同胞であっても、接触は基本的に避けている。何がきっかけで戦闘になるかわからない。

 伊達らのように平常心を保てるものばかりではないから、十年が経過しそうになった連中は躍起になって形成者を探し、コアを奪いにくる可能性だってある。

 だから伊達は何よりも、高城と犬飼、そして佐渡を大切に思っていた。

 今ではそこに、桜井を加えてもいいと思っている。同胞であれば残酷な事実だが、しかしそうでない友人というのも新鮮で、短い間だがとても楽しく思えるだろう。

 事実、この学校が楽しいのは一概に、彼女のお陰だと言える。

「私は入ってる?」

「ああ。謹んで入れさせてもらった」

「良かったー。これからも仲良くしてね!」

「りょ……わかった。こちらこそ、よろしく頼む」

 短い間だが。

 伊達は心のなかでそれを繰り返し、唐揚げへと箸を伸ばした。


 食事が終えれば、眠気と闘いながらの午後の授業が開始する。

 結局睡魔に負けて、桜井共々撃沈していれば一日のカリキュラムが終了した。

「じゃあな、桜井。また明日」

「あ、うん。またね」

 伊達はさっさと教科書を鞄にしまって、いの一番に教室から出る。

 昇降口に出て靴を取ってから、伊達は道を戻って階段を駆け上がる。向かう先は、屋上だ。

 薄暗い踊り場に至れば、そこは行き止まり。四階の屋上手前の階段室は、しっかりと施錠されて外へ出られないようになっている。

 しかし、単純な鍵だ。

 伊達は硬い針金を鞄から取り出し、鍵穴を覗いて、針金を差して形を確かめてから、それを折り曲げて形を変えて、突っ込む。もう一本を、鍵穴の下へと突っ込んだ。

 捻りながら幾度か針金を折り、解錠を試みる。

 やがて見事な手応えと共に鍵が解け、伊達は一分ほどのタイムロスに舌を鳴らしながら外に出た。

 まず始めに感じるのは、あまりにも清涼な風。

 微風が常に吹き続けるその屋上は、打ちっぱなしのコンクリートが殺風景な場所だった。

 転落防止の柵という柵は無く、胸ほどの高さの鉄柵が広い空間を囲んでいた。

「……大丈夫だろうな」

 考えついては見たが、少し不安だ。

 伊達は鞄を提げながら、意識を集中する。

「形成」

 小さなつぶやきは、集中力を極限に至らしめた。

 肉体は瞬時に深淵の闇にも似た黒に変わり、途端にV字の目元が怪しく輝く。

 《隼》の外骨格を形成した伊達は、そのまま柵の上に飛び乗り、景色を見晴らす。

 町並みがよく見えた。

 学校の前はニ方向に別れる通学路。二車線道路であり、ガードレールは二重になっている。

 西に向かえばゆるやかな下り坂。暫く道なりに進めば、その先に駅前。もっと進んだ位置に、住宅地がある。

 二時方向――確認が終えれば、がちり、と金属が噛みあう音が背中に衝撃を走らせる。

 ちょうど背部。肩甲骨のあたりから対なるレールが展開していた。

 太さは握り拳一つ分。中が空洞になっているそれが、長さおよそ一メートルで展開した。

 両腕の返しの部分が、僅かに浮き上がる。

 彼を中心にして、大気が乱れる。まるで水が溜まった風呂の栓を抜くような風に、空気が集まり、彼の中に取り込まれていった。

 《隼》は少しだけ前傾姿勢を取る。

 意識。

 集中。

 背筋に力を入れる感覚が、最も近い。

 そうした途端に、圧縮空気が凄まじい勢いでレールから噴出した。

 そのタイミングを合わせて《隼》は柵を蹴り飛ばして空高く跳躍。圧縮空気に圧された肉体は凄まじい勢いで上昇を始め、留まるところを知らぬ速さで虚空を貫き、加速した。


「伊達、くん……」

 靴を片手に階段を駆け上がる少年に、桜井は不信感を抱いた。

 急ぎの用事があると言っていた。ならばなぜ、下へ降りずに上へ向かったのか。正確には、下に降りてから自分のクラスを無視して上を目指したのか。

 桜井は屋上へと続く扉を強引に開けてしまう彼の姿を捉え、息を殺して様子を伺っていた。

 そうして辺りを確認しながら"何か"になってしまう姿を見て。

 空へと飛び立つ姿を見送った。

 桜井――と呼ばれるのは、彼女のあだ名だ。桜井という生徒を、教師が櫻子と呼び間違えたことに起因する。だから伊達仁志が、彼女の本名を正しく覚えてはいなかった。

 ――その本名を『卯野櫻子うのさくらこ』とする少女は、悪寒を覚える。

 彼の姿に恐れを抱いたわけでも、不気味に思ったわけでも無い。

 何か悪いことが起こる……そんな、感じがした。


 空気の供給を断てば、噴出が停止する。

 伊達はものの五分で自宅に到着するが、着地の時点ではしっかりと形成を解いていた。そのせいか、痺れるような痛みが下半身から脳天へと突き抜けたが、問題はない。

 伊達はボロアパートの前に停まる、道路の半分以上を占めるジープを一瞥する。

「ただいま」

 軋む外階段を上がって、自宅の鍵を開ける。

 中に入れば、妙に汗臭かった。

 玄関には三足の靴。ひときわ大きいそれを見て、伊達はようやく安堵する。

「よう、戻ったか」

 ガラス戸を開けて挨拶をするのは大男。口ひげとあごひげと、もみあげとを繋げた山男のような風情の彼は、この家の客人だった。

「先生、いらしていたんですか」

「おう。ちと挨拶がてらな、ちょうどよかった」

「ちょうど良かった? どういう……」

「いいから来い」

「あ、ああ……はい」

 玄関口でのやりとりではないと言いたげに、佐渡はさっさとリビングに引っ込む。

 伊達は慌てて靴を脱いで、学生服の上着を脱ぎながら向かった。

 主に食卓とされているテーブルには、ノートパソコンが起動して開いていた。毎日、高城が政府からのメールなどを管理する際にしか使用されないソレだった。

 ガラス戸に背を向ける形で座る佐渡と犬飼。

 伊達が向かい側に腰を落とす。隣では珍しく酒気の無い高城が、苛立たしげに指でテーブルを叩いていた。

「先日おれ宛に来たメールだ」

 ノートパソコンの隣に置かれたタブレット型の端末を操作して、メーラーを起動する。

 いくつかのメールのうち、一つを開いた。送り主は『Ministry of Defense』――防衛省だった。

「そして、つい今朝、こっちにもメールが来た。内容は同じだ」

 高城が言う。パソコンは伊達らの方に向いていて、向かい側ではタブレットを二人で覗き込んでいた。

 相棒の操作するパソコンの画面を凝視する。こういった管理は全て高城にまかせている、というわけではないが、しかし使い慣れているのは彼だ。むろん、メーラー程度は伊達でも使えるが。

 表示されるメールは、ひどく淡白で、何かのゲームか冗談なのではないかというような内容だった。


 ――伊達仁志。認識記号《隼》

 ――高城千里。認識記号《鷹》

 ――犬飼ありす。認識記号《猟犬》

 以上の諸君らに、平行して新たな任務を強いる。

 明日○○○○時から十ニ時間以内に『新装型・擬似外骨格形成能力者』を咲玉市内に解き放つ。

 数は十。これをニ四時間以内に撃破せよ。

 『新装型』は諸君らがおよそ三十時間前に撃破した《蒼影》(仮称)を基本形にする、固有能力を保有しない『初期構想型』及び『第三期』をモデルにした量産型である。

 添付ファイルのソフトを各自の端末に追加することで、各個体の座標を認識し地図上に表示されるゆえ、利用されたし。

 また合流次第、佐渡健介元施設職員はこれらの監視役として、この『掃討任務』の指揮官に任命す。


「……どういう、ことだ」

 脂汗が額から流れ落ちる。

 ひどく冷たく感じるそれを、伊達は拭う余裕すらなかった。

「どうもこうも、書いてある通りよ」

「馬鹿な――咲玉市に『新装型』を解放だとっ?! 市民の安全はどうなっている、そもそも『新装型』とは……っ」

 動揺もそこそこに喚く己に、伊達は少しして気がつく。

 失言だったとでも言うように口をつぐみ、苛ついたように汗に濡れた額を拭い、髪を掻き上げる。

「予想的中っつーことだろ。連中、オレらが優秀と来てるから、無理難題を押し付けてくれる」

「寿命の短いお前らだ。捨て駒、としか考えていないのだろう」

 そして、暴走の心配もない――それを知るのは、佐渡だけだが。

 第二期以下が暴走期を経て数を減らしていく。ならばなぜ、初期構想型ばかりが現存しているのか。

 数は七と、極めて希少であるのに、だ。

 それは初期構想型が、極めて優秀で完璧にも等しい出来であったからだ。

 ただでさえロストテクノロジーとされている形成者のコア製造は、皮肉にも一番最初が、良く出来た。

 それは初期型と第二期以降とで、製造者が異なるからだ。

 だからコアを分析して、向上を目指した。それが果たして向上したのか、模倣なのかも分からぬまま、極悪非道とも言える人間兵器は数を増やしていった。

「だが……あの《蒼影》が十か」

 伊達のつぶやきに、犬飼が嘆息する。

「あんたらはまだいいわよ、交戦経験があんだから。あたしなんか初耳よ? それに、この数で市全体が舞台なら、固まってられないし」

「そして市民も守らなければならない……異常だ」

「その異常が、正常なんだよ。トシ、ここが何のために特区指定されてっかわかるか? オレたちに都合がいいように、じゃねえんだよ」

「政府に都合がいいように」

「そ。特区指定された場所は、実験都市みたいなもんよ。新しい形成者だって、意図的に対象を選んでんだから」

 高城が、佐渡が、犬飼が、どこか諦めたような静かな声で言った。

 まるで不条理を受け入れろと言い聞かされているような気分になって、伊達は強く歯を噛み締める。

 十二時間以内――明日になった瞬間から正午までが出現期間だ。出来れば、出現と同時に撃破したいものだが……。

 新装型は無人機。中身はなく、そして強力だ。

 さらに言えば、近接武器だけとは限らない。銃器を用いられれば、市民を守らなければならない彼らには非常に不利となる。

 これを、当然と受け取って迅速に対処しろ、と言う。

 馬鹿げた話だ。

 ああ全く――馬鹿げている。

「配置を、決めよう」

 伊達は苦々しく言った。

 どれほど馬鹿げていることだろうが、これが悪質なイタズラで無い限り、冗談などでは終わらない。

 ならば迅速に対処するしか無い。

 彼らは極めて立場が低く、それを打破すれば、今度は極めて生きにくい世の中になる。

 より住みよく、生きやすく過ごしたいならば、彼らは強いられる任務を達成しなければならなかった。

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