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第2話聖剣と謎

リオンはいつの間にかくっついていた剣を腰から必死に取ろうとしたが、


まったく動かない。


畜生。何で取れねーんだよ。


リオンはイラつき、焦りながらも日本刀を取ろうと努力していると、


不運にも前方のほうから商店街をパトロール中のパトカーがやってきた。


このままでは警察に銃刀法違反で逮捕されてしまう。


リオンは大急ぎでエナメルバッグの中から自分の体液あせの染み込んだタオルを取り出して、


日本刀を覆い被して裏道から自宅へとダッシュで向かった。



誰にも会わないで何とか家に到着したリオンはお急ぎで自分の部屋に入り、


ベッドに倒れ込んだ。


緊張が解け、精神と身体の疲労が一気に押し寄せてきた。


リオンはしばらく目をつぶり、体を休めた後に、起き上がり、


剣のくっ付いている左の腰の部分を冷静によく見てみると、


剣とズボンとの間が2センチほどの空いることに気が付いた。


つまり、剣は磁力や引力などの何かしらの力で左の腰と一定の距離を保って浮いてるということだ。


なぜ??


謎がが多すぎる。


1日に多くの事が起きすぎたリオンはついに頭がオーバーヒートを起こして、気が付いたら気絶していた。



1時間後、リオンは意識を取り戻し、とりあえず今は夜ご飯を食べることにして、リビングへ向かった。


不幸中の幸い、リオンの両親は昨日から2ヶ月間、世界1週旅行に出かけており、


誰にも日本刀を見られる心配をせずに安心して夕食のコンビニ弁当を食べれた。


言うのが遅くなったが、リオンは1人っ子である。


リオンは夕食を食べ終えると疲れを落とし考え事をするために風呂に入ることにしてリオンは風呂場に行き、


制服を脱いだが裸になってもなお腰に付いている剣は取れることはなかった。


いったいどういう原理でくっ付いているのか………


リオンは小1時間湯船につかりながら考えてみたが当然その理由が分かるはずもなく、


風呂から出て今日はもう寝ることにした。



  ~続く~

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