短編#1龍の取材
俺は高野零士。東当府という所に住んでいる、高野家12代目の男だ。高野家とはかなり有名な家系、、らしい。なんでも昔、伝説の何でも屋さんとかなんとかと一緒に世界を救ったとか救って無いとか、、。まぁ、今となってはその何でも屋さんのメンバーは解散してしまって確認なんてできるはずもないが、、。さて、そんな有名な家系だから代々の先祖さん達は力も財力も知力もあった。だが俺は違かった。だから家出した。もう何年も帰っていない。縁も切られたはずだ。
この世界の説明に移る。この世界は何でも屋によって大きく変わったらしく、日本?とこの国は呼ばれてたらしいのだが、今じゃ名前が変わっている。俺が住んでる場所も昔は東京都って呼ばれてたらしいが今はみんな東当府って呼んでる。何を基準に変えたのかは分からない。
こんな世界で俺は今日も平和に過ごす、、つもりだった。だが、あるキッカケ一つで大きく変わってしまったんだ、、、
朝
「、、、おはよ」
?「珍しいね、自分で起きてくるなんて」
こいつは俺の里親?の高中念。世話になっている。
「今日の仕事は」
高中「今日はこの龍の町の調査!」
新聞"新しく出来た龍の町新たな種族の町の発展に期待が高まる、、、"
「へー、異種族の調査か」
最近は異種族との平和協定も結ばれたりしてるらしいしな、、。町の多くは人間では無い種族がいる。他にも人間とそうでない種族の混血等がいる。俺だってそうだし。
「おっけ、行ってくる!」
高中「え?ご飯は?!」
「行ってきまーす!」タッタッタッ
高中「はぁ、気をつけてね〜!」
そういえば高中も龍とかの混血だったっけな、、、何かと混血って差別されるんよな、、、ったく、くだらねぇ、、高中は高中だ、、。まぁ、今考えたってしょうがねぇか。
ー龍王街ー
「あの〜?」
赤龍「、、、」スタスタスタ
「、、、」
「すみませーん?」
青龍「、、チッ」スタスタスタ
「、、、はぁ」
「そりゃいねぇか、取材受けてくれる奴なんかよぉ」
緑龍「すみません?」
「あ、はい!」
緑龍「取材してるんですよね?是非私を取材してください!」
「は、はい」
白衣姿?
緑龍「いやぁ、良かった。あなた、、零士家の方ですよね?ファンなんです私!」
そんなファンとかあるようなものじゃないんだけどなぁ、、、
「そ、そうですか」
あんまり家系に触れて欲しくないな、、
「お、俺別の龍の方に取材を、、、
緑龍「調査に協力しますので是非私のラボに来てください!」
「は、はぁ、、
ーラボー
緑龍「ここが私のラボです。あ、そういえば私の名前言ってませんでしたね。私の名前はロベルト・ニーナです」