始まりの朝
初投稿です。よろしくお願いしやす。
20〷年〇月□日
日本にある都内某所M社
俺は今日も代り映えもない平凡な日常を過ごしている。
「本当に君はなにもできないね~……。」
目の前の上司が厭味ったらしく言ってきた。
「いや、自分は指示通りにやってるんですが。」
はっきりとそう言った。自分は平田雄一この会社に新卒で就職して4年だ。さらに自慢ではないがブラック社畜だ。
「そう君は言うけど、全然できてないんだよ。分かってるの?」
上司はイライラしながら、机の上の書類をたたきながら威圧的に言ってきた。
「申し訳ありません……。」
そう言うしかなかった。
たぶん自分は指示通りしているのだろう…指示したところ以外の仕事とがあって、自分のミスなのにそのとばっちりがきてるんだろう…よくあることだ。
「まぁいいや、今日中に仕上げて遅くても明日の朝一には提出してね。」
上司は、仕上げた書類を返しながら言ってきた。
「分かりました。今日中に仕上げます。」
「お願いね~。」
上司はゴルフの素振りをしながらお気楽気味に言ってくる。
俺はイライラした気持ちを押し殺しながら机に戻る。
「はぁ~」
机に戻った俺は時間を見て思った、これ残業確定で帰れないなと。
「先輩、ドンマイです」
と、隣の席に座っている後輩の女性社員が言ってきた。
「ドンマイどころか、残業確定だよこれ。ホント嫌になるよ。今日は素直に家に帰れると思ったんだがな~。」
愚痴り気味に言うが、隣の後輩は笑顔で
「男性社員はこういう時つらいですよね~。媚びとか売りづらいんですから。気に入られたらもう後はこっちのもんですよ。」
黒い……黒すぎるぞこの後輩。だが結果として、上司に気に入られて現在出世街道まっしぐらだ。羨ましいことで。ずっと、社畜な俺と違ってちやほやされてるんだからな。
こうして、喋ってる時間が惜しくなってきた。早く帰るために仕事をしよう。
「はいはい、それはいいことで。今から集中するから仕事以外の用事で喋りかけんなよ。早く帰りたいんだから。」
「は~い」
さて、仕事をしますか~。
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「結局終電かよ。」
一人ぼそりとつぶやいた。つぶやいた時にはもう終電しか残ってなかった。
上司は定時帰りはもちろんのこと、他の社員も定時上がりもいたが、終電まで残業せずに帰っていた。
「毎回俺だけ貧乏くじ引いてる気がするわ。」
帰る支度をしながらまたぼぞりとつぶやく。
こんな仕事を長く続ける気はなかったが、また就活をすると考えると嫌んなって、ブラックだとわかりながらもだらだら続けてきた。
退職したい気持ちもあるがもう続けていくしかあるまい。
「帰りますか。」
帰宅の準備がでたし、終電の時間もあるので帰ることにした。
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「ただいま~って、誰もいないけど。」
家に帰ってきた俺は、返事も何もない家に言った。彼女もいない一人暮らしで大学時代からずっとこの家に住んでいる。
「風呂は……めんどくさいから明日の朝でいいや。とりあえず飯だな。」
いつも帰宅の途中で買ってきたコンビニ弁当ですませている。
「さて、今日も日課でもしますか〜。」
食べ終わって歯磨きしていつもの日課に手を付ける。日課といっても日記をつけることなんだが。大学を卒業して、就職する際になにか続けてすることはないかと、街中をぶらぶらしていた時に、ふと入った骨董品屋で見つけた黒色で虹のマーク何だろうかそんなマークが描かれた立派なブックカバーを見つけ、惹かれるように買った。読書に使うのも定番過ぎるというか結構な厚みがあったから、日記をつける為の本を買って日記をつけることにした。それでも結構分厚いやつなんだけどな。
「今日も変わらない日常を~」
日記に書きながら思う。平凡な日常で書くことがなくなってきた。仕事に行って上司に怒鳴られ、終電で帰る。そんな日常だ。つまらない日常だ。ただ、変わることのないそんな日常。
「このノートももう買い換えないとな。気づけばもう5冊目か。」
感慨深くなるが、ここまで続いたことが奇跡に思う。三日坊主な俺が4年以上も続けてるんだから。
「でも、書くことがなくなってきたなぁ。これがやめ時なのかもな。」
書き終わってベットに寝転がりながら言う。ここまで続けてきたのはもったいないがこんな変わらない日常で書くこともない、続けても意味がなくなってきたから。
眠くなってきた。
明日のアラームを設定して寝ることにした。疲れていたからすぐに寝れ…そうだ……。
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日差しに照らされて、久々に気持ちのいい朝を迎えた。風も気持ちいい……ん?風?窓開けてったか?
「はっ?……ここどこ?」
俺は起き上がり、草原の中心でそんなことをつぶやいた。
とりあえずここまで~。異世界に転生?してきた主人公は今後どうなりゅ?
頑張って続きを書いていきますが、仕事の都合上不定期更新ですが応援お願いします~~