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地獄に堕ちし者達  作者: 柴野まい
第3地獄
5/20

***

すみません。

短いです。

でも必要な話なので。

明日頑張ります。

 それは人の記憶。


 幸せで、不幸で、冷たく、暖かい記憶。


 誰かを幸せにしたかった。

 誰かと不幸になりたかった。

 冷たい扱いを受けた者がいた。

 暖かい扱いを受けた者がいた。


 執着、後悔、懺悔。


 そんな記憶の集合体。


 その記憶は地獄に至った者達の記憶だから。

 決して戻らず、救われない。


 誰かは知らない、分からない、そんな記憶を***は見る。

 今までも、此れからも。


 この地獄が終焉を迎えるその日まで。


 終わらないかもしれないその日まで。


 たった一人で。




 ○


 一人が苦しくなった***は地獄の試練を造った。

 一人ではなくなるために。

自分の権限を試練を突破した者に与える為に。


そして時は流れ、試練を突破した者がいた。

その者に、地獄の長としての地位を与える。


地獄を統治する者として、イーンフェルヌスという称号を与えた。


それが始まりだった。


***の色のない世界に色がついたのは。


少しずつ、少しずつ、少しずつ、少しずつ。


イーンフェルヌスは継承される。


地獄が終わりを迎えるその日まで。

終わらないかもしれないその日まで。


***の為に。



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