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イケメンに興味ないって言ってるのに―!!  作者: Mist
4月~桜の季節です
9/34

弟君は可愛い系でした


今日から4月です!!入学式まであと少し!!テンションあがるわー!!


今日は一人で本屋に行こうと思って早めに起きました。今日はスカートなんだよ?


たま~にスカートはくんだ―


「いってきま~す」


誰もいないんだけど、なんとなく言っちゃうんだよね~


家の戸締りをしっかりとして、今僕は、最近通い詰めている古書店に来てるんだ!!


中へ入ったと同時に、誰かとぶつかったよ


「うわっ!?」


「え!?」


男の子のようだね


僕がぶつかった男の子は、ストレートの黒い髪でさらさらしてそうだな…驚いた時に見えた眼は茶色だね


彼の顔はなんかみた事があるような…ていうか誰かに似てる…


「ごめんなさい。大丈夫?」


茫然としている彼に声をかけると、彼はハッとしたように頷いた


「あ、こっちこそごめん」


慌てて謝ってくれた


お互いに謝っていると、彼の後ろから女の子が声をかけてきた


「快人~?何してんの?」


あ、優美香ちゃんだ


「あ、姉さん…俺が彼女とぶつかっちゃって」


優美香ちゃんの弟君か~優美香ちゃん弟いたんだ。よく似ているね


「あら、そうだったの。弟がすみまs…雪さん?」


あ、気づいてくれた


「大丈夫だよ、優美香ちゃん」


僕と優美香ちゃんの様子を見て、弟君は首を傾げた


「姉さんの知り合い?」


「そうよ…とりあえず場所を移しましょうか。雪さんもそれでいいかしら?」


どうやら優美香ちゃんって話し方が、一緒にいる人や、服装によって話し方が変わるみたいなんだ―


「うん。かまわないよ。弟君もそれで良いかな?」


僕が首をかしげつつ言うと、弟君は頷いてくれた


場所を移動して、古書店の近くの喫茶店に、僕の前に優美香ちゃん。優美香ちゃんの隣に弟君が座った


「雪さん、この子は私の弟で七瀬 快人よ。15歳だから雪さんと同じ年ね。春から高槻学院の高等部に通うことになっているの。仲良くしてあげてね。」


快人君か~


「快人君だね。僕は紅月 雪音だよ。雪って呼んでくれると嬉しいな。よろしくね?」


とりあえずニッコリわらって手をだしておいた


「雪ちゃんだね。よろしく」


快人君は照れたように握手を返してくれた。あ、なんか可愛いな…優美香ちゃんは美人系だけど、快人君は可愛い系だよね


快人君は僕より、少し背が高いくらいだから…165cmくらいかな?


「今日は一人なのね」


「うん。いつでも彩と一緒というわけじゃないよ?」


優美香ちゃんは彩の事好きだもんね。


「雪ちゃんは姉さんと仲がいいんだね」


快人君は、嬉しそうに言った


「ふふ、そうだね。」


その後暫くお茶を飲んで、僕は古書店へ戻ろうとしたら、快人君は付き合ってくれるみたいだ


「時間かかるよ?」


僕が聞くと、快人君はにっこりと笑った


「僕も時間がかかるほうだから。」


良い子だなぁ


数時間後、古書店を出たのだが、快人君は本当にいい子だと思ったよ


だって…僕が本を抱えていたら、そっとやってきて持ってくれたりだとか…ねぇ


「本、重いでしょ?自分で持つよ?」


顔を覗き込みつつ首を傾げると、快人君はクスっと笑った


「大丈夫だよ…それに重いならなおさら雪ちゃんに持たすわけにはいかないよ」


快人君はもてるんだね


「そっか…ありがとう」


結局家まで持ってくれました


連絡先を交換して、お礼に作り置きしていたクッキーを渡して別れたよ


そして何故か入学式の日に一緒に行くことになりました


何があった・・自分


快人君は結構しっかりしてるね


まぁいいか。快人君可愛いし


とりあえず友人が一人増えました…ということで

弟君初登場です


弟君は可愛い系…にしたかった…

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