表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イケメンに興味ないって言ってるのに―!!  作者: Mist
4月~桜の季節です
5/34

囁いたら逃げました(男が)w


僕らが若返ってから一週間が過ぎました★


この一週間でわかった事は


1.ココは僕達が住んでいた町と似ているようで似ていない場所(パラレルワールド的な?)

2.どうやら僕達の親は一緒らしい(若返る前と一緒で同一人物と思われる)

3.周りの人たちの中での僕達は15年しか生きていない(まぁ当然だよね。)


の3つかな?


春から通うことになっている高校は僕が高校生の時に通った高校が普通科になったver.らしいよ


家から近いからありがたいよね


「おっともうこんな時間じゃんか」


今日は彩とデートなんだ~★


10時に駅前待ち合わせなんだけど、そろそろ行かないと間に合わないや


今日の服は、彩とのデート(という名のお出かけ)だから、僕は男って感じの服を着てるよ?


さて…戸締りして~…うん。鍵閉めて


「行ってきまーす」


家をでて、駅までは精々10分しかかからないから、ゆっくり歩いて行くよ


駅前に着くと、9時50分だね…えーっと彩は、と


「彩!!」


喫茶店でお茶を飲んでいるね


「ごめん、待たせたかな?」


彩は僕が声をかけると、読んでいた本を閉じて僕のほうを向いてくれたよ


「大丈夫、約束の10分前だから。それに私もさっき来たばかりだから」


彩の前に座って、僕はコーヒーを頼んだよ。ちなみに彩は紅茶を飲んでいるよ


ちなみに僕達が座っているところは、店の外のパラソルの挿してある席だよ


コーヒーを飲みつつ店の前の人の流れを見ていると、人だかりが出来ている事に気付いた。


「…何?あの人だかり…?」


彩は僕の言葉に、僕の目線の先をちらりと見ると、顔をしかめつつ言った。


「…あれは、女の子が絡まれてるみたいね…」


彩の言葉に、僕は思わず顔をしかめてしまった


「ごめん、彩。ちょっとココで待っててくれるかな?」


僕が彩にニッコリ笑って言うと彩は小さく笑って頷いた。


「行ってきなよ。ほっとけないんでしょ?」


「うん。ちょっと行ってくるよ」


店を出て、人だかりを突き進むと、何故か道をあけてくれるんだけど…?


まぁいいか。


人だかりの中心に着くと、女の子が2人、男3人に絡まれてるね。


「やめてください、っていってるじゃないですか!!」


女の子が男を睨んで毅然と言い放った


「良いじゃねぇか。俺らと遊ぼうぜ」


うん、止めようか


「ねぇ、彼女達嫌がっているんだからやめたら?」


声をかけつつ彼女達の前に庇うようにたった


急に出てきた僕を男達はムッとしたように見てきた


「お前…なんだ急に出てきやがって」


「君達に名乗る名前は無いよ。君達しつこいよ?女の子の扱いは丁寧にって決まってるの知らないの?」


僕がニッコリ笑って言うと男達は笑った


「はってめぇ。邪魔なんだよ。怪我しねぇうちに引っ込みな」


男達は僕の胸倉をつかんで、脅してきた


「僕が怪我をすることで彼女達を解放してくれるならそれでも構わないけど、君達は違うよね?」


ニッコリわらって言った後、胸倉をつかんでいる男の耳元に囁いた


何を囁いたかは秘密だよ?


僕が囁くと、男達は硬直したよ?


あ、逃げた


「大丈夫?」


女の子達に聞くと、彼女達はボーっとしていた


「大丈夫?」


もう一度聞くと、意識がどこかから戻ってきたね


「あ、はい、大丈夫です。助けてくれてありがとうございました。」


「大丈夫ならいいんだ。これからは気をつけてね?」


女の子に笑いかけて、とりあえず、喫茶店へと連れて行くことにしたよ





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ