生徒会メンバー(流斗視点1
今日も朝から生徒会メンバーで集まるので、今日はマフィンを作ってきたのですが、誰も手をつけてくれませんでした。朝早かったので皆お腹がすくのではないかと思ったのですが、少々甘めに作ってしまったので食べてくれなかったようですね…次回はもうすこし甘さを控えてみたいと思います
このマフィンは仕方ないので誰かにあげたいと思います
といっても誰にあげればよいのやら…
ふと手元の書類を見ると、風紀委員長と話をしなければならない書類が…
時計を見ると一般生徒が登校してくるには少々早い時間ですが、彼女達は来ているでしょうね
放課後来てくれるように頼みに行きましょうか
「会長、ちょっと出てきます」
私が立ちつつ颯君に声をかけると、颯君はキョトンとしました
「え…どこ行くの?」
「風紀委員長の方と話し合いをしなければならない書類を見つけまして、放課後来ていただけるように彼女のもとへ向かうだけですが…」
私がそういうと、颯君は立ち上がりました。
「僕も行く」
そういうと颯君は勢いよく立ちあがりました
「颯君が進んで彼女に会いに行くなんて珍しいですね…どうしたのですか?」
私が首を傾げて聞くと、颯君は少し言い淀んだ後、理由を答えてくれました
「その…流斗はさ、春休みに僕が絡まれた時助けてくれた人がいる…って知ってるでしょ?彼女を探したくてさ…どこにいるかわからないから、とりあえず学内から見てみようと思ったんだ」
颯君の顔はほんのり赤いですね
「そういうことですか」
私が納得したら、周りの人達も動き出しました
「面白そう!!ね―私も一緒に行っていい?」
威織君が勢いよく立ちあがりました
「…はぁ、威織が迷惑をかけるといけないから俺も行こう」
鏡夜君がため息をつきつつ、立ち上がりました
「皆行くなら俺も行くかな」
そして幹久君も楽しげに手をあげました
「…わかりました。皆で行きましょうか」
私が言うと、皆てきぱきと動き出しました
生徒会室を出て、2年生の教室をのぞいてみたのですが、彼女はいませんでした
「どこにいるのでしょうか…」
私が首を傾げると、威織君が挙手して提案しました
「たしか、弟君が、1-Aでしょ?そっちに言ってるんじゃないかな?」
「そうですね。1年生の教室へ行ってみましょうか」
私達は1年生の教室へと向かいました
1年生の教室へ着くと、探していた人がいました
「七瀬さん」
声をかけると、彼女は怪訝な顔をしました
「…何?副会長」
楽しそうな会話を邪魔してしまいましたからね
「今日の放課後、風紀委員長と副委員長と共に生徒会室へきてもらえますか?」
「わかったわ」
彼女は頷いた後、私の後ろにいる生徒会メンバーを睨みつけています
「…なんで生徒会皆で来ているの?副会長だけでいいのではないの?」
彼女が首を傾げて聞いてきたので、私は思わず苦笑いをしてしまいました
「…会長が人を探しているらしいので、面白がった彼らが…」
「ついてきたのか…お疲れ様です」
弟の快人君がねぎらいの言葉をかけてくれました
私にとって快人君はよき友ですね
続きます




