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夏のため息

作者: Soraきた
掲載日:2026/08/27

昨夜、キミのことをひたすら想いながら

涙は流さないと決めた


本当は、つらいと言いたいけど

涙より先に優先するものが

あのときは

見つからなかったからね

そんな強がりも

いつかは思い出よりも先に

切なさへと変わってく


夏のため息

かき消せない

遠い記憶にしたかったけど

まだ残しておきたいと


キミを想うたび

わたしじゃない、わたしに

戸惑うばかり


肩を寄せ合う

何か大切なこと、忘れていないかと

何度も視線を合わせた

だけど、大切なことは

いい加減にしてたほうが

わたしにとって

ちょうど良くて


夏のため息も

わたしの前では遠慮して

静かなもの


この風景は二度と見れないもの

仮にそう思ったとしても

わたしの記憶のどこかで

キミと見た風景に

いまも感動してる


夏のため息

どこからか

こぼれていった

涙もなんとなく

こぼれた

それでいいよ、と

いい加減にしてた、わたしが

うなづいた





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