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8/13〜8/14

夢の中での理不尽はよくある事。

 小学校の教室で授業を受けていた。私や周りの生徒たちは中学生から高校生くらいと云った感じで、少なくとも小学生では無かったように思う。

 授業は社会系の科目であった筈だ。ただ、夢の中でも何の教科なのかはよく分かっていなかった。

 敷地が狭かったからか、教室の机を全て取り払って椅子のみが並べられていた。その為、机無しで授業を受けなければならなかった。

 授業開始前、担当の女教師が、社会に出た時いつも机がある訳では無いのだから文句を云わずその状態で板書を取りなさい、と命令してきた。無茶云うな、こちとらルーズリーフ使ってんだよ、と思った。

 不服であったので、どうにかいい具合にサボれないかと模索したが、残念ながら自分の席は最前列であった為、即効で気づかれてしまった。いつの間にか、黒板前に居た男性教師に怒られた。方眼入りの単語カードを使え、と云われた。…どうしろと…。

 致し方無く授業を受けていたが、不意にトイレへ行きたくなった。僥倖であった。これで合法的にサボれる。教師に断りを入れ、トイレへ向かった。

 教室を出れば、そこは高校の廊下であった。特に違和感を覚えることなく、突き当たりにあるトイレへ歩みを進めた。

 用を足した後、時計を見てみれば、十時三十分の表示であった。次の授業の開始がこの時刻であるから、先ず間違いなく遅刻であった。兎も角、急いで教室に戻る事にした。

 教室(高校の物であった。)に着けば、私以外の生徒は全員席についていた。ただ、幸にして教師はまだ到着していないようで、余裕を持って自分の席に着けた。

 それから数秒後、男性教師(高二の時の担任だった筈。)が入ってた。彼は簡潔に、今回の化学の物質固定の実験の準備が完了した為、速やかに理科室へ向かうように、と告げると、直ぐに教室を後にした。

 筆箱とメモ帳を手に取り理科室へ向かった。

 場面転換

 祖父母宅にて、物静かな五歳年上の従兄弟が、年甲斐もなく騒いだ、と云う話を映像付きで聞かされていた。

 曰く、従兄弟は伯父母と共に地元の海辺の公園(実在する。私も幼い頃よく遊んだ。結構な敷地である。)の大型滑り台に乗ったらしい。

 この滑り台は、丘の上から麓まで、赤と黄色のレールが蛇行しながら続く物であった。

 従兄弟の反応は小さかったものの、相当楽しんでいた事は見て取れたそうだ。

 場面転換

 或る動画を見ていた。様々な投稿者の合作らしい。動画時間は一時間以上あったが、実際に映像が流れるのは最初十一分くらいまでで、その後は何も映らない真っ黒な画面が続いているだけであった。

 詳しい内容は、よく憶えていないが、暗がりの墓地の合間を走るドライブレコーダーの画像などと、ホラーテイストな物が多かった気がした。

 ただ、ラストシーンは数人の男女がジェットコースターから放り出され、空を舞っている映像であった。訳が分からなかった。

 と云う所で

———目が醒めた。

.......お読み頂き有難う御座います。

従兄弟とは此処六年くらい会っていない筈なのですがね…。

それでは、また、ごゆるりと

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