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8/4〜8/5・8/5〜8/6

片方が短すぎた為統合。

8/4〜8/5

 いつものパソコンの画面。サファリが三つ開かれている。中央でロード中とぐるぐる。


8/5〜8/6

 実家のキッチンにて、パスタを茹でていた、記憶が有るが、詳しくは憶えていない。

 ふと、気づけば、風の吹き荒ぶ屋上に立っていた。此処は学校である。いや、当時私がそう思っていただけで、実際は住宅団地と云った方がしっくりくるであろう建造物であったのだが…。

 私は此処に潜入する為に訪れていた。屋上から目的の部屋までロープを下げ侵入する算段であった。その為にゴム製のバンドを左手首に巻き付ける。少々梃子摺ったが数分で終了した。

 今回は私一人での実行だ。(普段は私より数歳年上であろう茶髪黒髪混ざりの女性が同伴していた記憶が有った。)意を決して屋上から降りる。目標は五階であると云う情報をこの時認識した。ロープを手繰り、壁に足をかけて移動する。(どうやら、今回は高所恐怖症はないようだ。)

 目標の部屋の前まで辿り着いた。鍵は当然であるがかかっていた。単純な三日月錠(クレセント)であったので、硝子の鍵下のところに小さな穴を開け細い棒を差し込めば開けることが出来た。

 侵入した部屋は、私は教室だと思っていたが、実家のダイニングキッチンに酷似していた。ちなみにダイニングというより食事所といった方が正しいであろう、何と言っても畳敷で有る。

 私は此処の住人に罪を着せる為に色々工作(具体的内容は忘れてしまった。)をしていると、食卓脇にあるカーテンの右斜め上は外れていることに気がついた。盗撮をされていた可能性がある、と思った。

 一通り作業を終えて確認してみれば、隠しカメラがあった。遠隔操作式でも内容で散った映像は本体に記録されるシステムのものらしい。カメラを剥がして、握りつぶし(何故か金属部品が使われていなかった。)持ってきていたトートバッグに詰め込んだ。

 帰宅した。自室の寝台脇の窓から外をぼんやり眺めていた。

 ふと、あゝそうだ、畑仕事しないと、と思い、外へ出ることにした。外の景色は、実家の庭のものであった。それはそうだろう、現自宅のアパートには畑などはないのだから。

 畑には、大きなトマトが一本生えていた。いや、私はそれをトマトと認識していたが、その実態は、全ての枝から赤色の果実が密集して生えている、葉が一枚も見受けられない物であった。

 収穫をし始めると、その殆どが虫や鳥に食べられてダメになってしまっていた。色もよく見てみれば所々黄変しており、食べられるかが少し心配であった。やっぱ、農薬使わんとダメかぁ、と思った。

 場面転換

 何処か広い駐車場に私は居た。丁度目の前で、喧嘩していた男女がバスに轢かれた。そのバスに私は乗っていた気もする。と云うより、視点の一部がバスの中にあった感じで有る。

 此処は観光地であった。私はいつも通り一眼レフのカメラを持って旅行に来ていたのだ。

 人集りの中、一人のサングラスを掛けた胡散臭い男性が胡散臭い演説をしていた。彼はその場にいる人を二つの区分に前後で分けた。その区分の名前があったのだが、よく憶えていない。ただ、優良と劣悪のような、明確で区分であった。私は知らぬ間に劣悪の括りに振られていた。

 男はいつまでも餓鬼みたいだと云々だとか、態度が云々だとか、顔がキモいだとか、ひたすらに私達を罵倒してきた。

 確かに私自身に思い当たる節があった。しかし、それは全て自覚の上での行動であるのだから余計なお世話だ、滅べ、と思った。

 男は更に劣悪と分類した方を貶し、罵り、見下しつつ、演説を続けてゆく、私は途中から眠くなってきて殆ど聞いていなかった。

.......お読み頂き有難う御座います。

スニーキングミッション…浪漫ですよね。

それでは、また、ごゆるりと

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