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8/1〜8/2 残夢譚⑤

昨晩は珍しく願望丸出しの夢であった。

流石にそれだけでは味気なかったので、過去の夢を一つどうぞ。

これは私が持つ夢の中で最も古いもの、そして最も古く鮮明な記憶である。

8/1〜8/2

 「邪神総選挙2022」にて、私が三票全てを入れたイグ様がランキング一位であった。ニマニマしながら携帯端末の画面を見ている程には、凄く嬉しかったのを憶えているが、夢であった。

 正夢になる事を切に願う。


残夢譚

 時刻は夕暮れ時であったのだろう。空全体が茜色に染まっていた。風は無かった。

 私は車に乗ってか、実家から三キロメートル程離れた橋を訪れていた。車通りのそこそこ多い道である。

 橋から見えるは、当時からだったのだろう、今でも差して変わらない、見慣れた景色であった。橋下を流れる河に、その岸に萌える草々、遠くに聳える何かの工場の煙突…紅白の筒からは絶え間なく煙が登り続け、朱色の空へと溶けて行く…。

 そんな映像が数分…いや、数秒だったかもしれないが続いた。いつからか、乗っていた車も、自分自身の体でさえも消え失せ、私の意識と視界のみがそこにあった…のだと思う。

 不意に前方に何かが浮かんでいるのが見えた。それは大きなイルカの虚像であった。朱色に染まる一帯の景色には似つかわないファンシーな物であった。

 記憶が有るのは此処までで有る。

———目を醒めせば、そこは寝室の敷布団の上であった。朝日が眩しい。

 当時はまだ両親と同じ寝室で眠っていたのだった。部屋の隅にあるアナログテレビで何か汽車の走る映像が流れていた。

.......お読み頂き有難う御座います。

書いていて、結構懐かしい気分に浸れた。

それでは、また、ごゆるりと。


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