表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/56

7/28〜7/29

夢中では痛覚がないと云うのは本当だったらしい。

 知人が、事前にある程度シナリオを書いておけば、その通りの夢が見られると云ってきた。

 真に受けた私は、丸一日を(仕事中も含め)シナリオとそのイラストを造る事に費やした。荒廃した東京の大空に棚引く翡翠色のオーロラが印象的であった。

 また、その知人についでにと頼まれていたポスターの製作も並行して行った。ポスター作成なんて小学生以来であった気がする。全体的に黒塗りで中央に赤色のカプセル錠剤の山が描かれた物が出来上がった。私はその錠剤を「夢」の暗示であると確信していた。

 書き上げたシナリオを枕元に置き床についた。

 予想に反して、私は何処か白く広い空間で目を醒ました。周囲には黒色のマントを羽織った人間が五人佇み私を見下ろしていた。手には鋭利な小刀が握られている。

 私は此処で手術を受ける事になっていた事を思い出した。確か、ろくに役に立たない脳みその入れ替え手術だった筈だが、よく憶えていない。

 黒マント達は麻酔をかける事もなく、私の胸にナイフを突き立ててきた。痛みは無かった。段々と眠くなって来た。もしかするとあのナイフが麻酔代わりだったのかも知れないな…と思っていたら

———目が醒めた。なんとも狐に摘まれた気分であった。

.......お読み頂き有難う御座います。

…お盆休みに入ったら、夢のシナリオ書いてみようかなな…と思います。

それでは、また、ごゆるりと

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ