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7/9〜7/10

妙に焦る。

集合時間の夢。

高校時代とあまり変わってない現状...。

胃が痛い。

 授業参観があるので、校内美化をする事となった。昼食後に集合と云われた。

 昼食を終えると、教室内には私を除き誰も居なかった。そして、何処に集合かを聞かされていないことに気がついた。焦った。

 取り敢えず、全ての荷物を持って、一つ下のフロアへ螺旋状の階段を降り、向かう。

 西日が差し込み、薄橙に染まる校舎はがらんどうであった。皆は何処だ?

 ...それに、此処がなんだか見覚えの無い建物に見えてならない。私の記憶にある、母校の校舎の構造と、この薄橙の空間がどうも上手く噛み合わないのだ。...此処の廊下はこんなに長かっただろうか?いや、此処に廊下などあっただろうか....そもそも何故、窓辺でないのに西日が差し込んでいる?あゝ、そういえば私の母校に螺旋階段なんて無かった....

 気のせいかも知れないが、急に眩暈を覚えた気がした。視界に靄がかかる。それと同時に脳に映像が流れ込む。

 実家のリビングルームであった。校舎に同じく、西日が差し込む、夕暮れ時であった。私以外の気配は感じない。テレビが付けっぱなしだ。子供向けのアニメが流れている。映像ははっきり視認できない...何か異形の人型が動いていた...断片的に聞こえる音声では、女性の声でブツブツ帝が云々とか云っていた。...カラカラ帝のパリディだろうか...と、夢の中ながら思った。

 ふと、気がついてみれば、実家のリビングルームであった。外の景色は昼過ぎの炎天なのに対し、室内は未だ橙である。が、あまり気に留めていなかった。

 あれ....あゝ、そうだ。早く集合しないと。取り敢えず私服に着替えた...のは良いものの、やはり何処に集合だっただろうか...?

 時間まで後五分しか無い。...いや、学校の美化ならば、普通に考えて学校に集合だろう。そう思い立った。

 家の向かいの学校を観ようと庭に出る。(実家は道路を挟んで小学校の向かいにあった。)家の庭では十数人の小学生と思しき少年少女が体操着を着て手入れをしていた。教師らしき人間も見受けられる。...なら問題ないな。

 それは、そうとして、前方の小学校を確認する。すると、校庭の電柱を倒した椅子にクラスメイト(遠くからぼんやり眺めていたが、どうも小学校時代の同級生が混ざっているように思えてならない。)が集まり、先生を囲っていた。...彼らはジャージを着用していた。

 あゝ、大変だ。着替えなくては...しかし、時間が無い...いや、もう私以外、集合している時点で詰んでるのでは...兎も角着替えよう。

 いつもの紺色の長袖ポロシャツを脱ぐ...が腕と首が突っかかって上手く脱げない...あゝ、こんな事をそてり場合では無い...急がねば...そんな焦りが、更に事態を悪化させた。袖が絡まり腕が攣った。

 結局着替えが終わった頃には、集合時間を十分程過ぎていた。あ、終わった。

 重い足取りで学校へ向かう。先生に怒鳴りつけられるのは確定事項であった。どうやってやり過ごそうか、そればっかり考えていた。

 場面転換した。ここは書庫だ。職場だ。何故日曜日に出勤しているのだろうか...あゝ眠い...

 と、此処で目が醒めた。なんか冷や汗をかいていた。喉が渇いた。

....お読み頂き有難う御座います。

今更ながら、高校時代の夢が多い気がする。

まぁ、あの時が一番何も考えなくてよくて楽だったからかな?

まぁいいや。

それでは、また、ごゆるりと。

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