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明日、雪降る公園で

作者: ひらめ

 受験勉強につかれていた高校三年生の冬の僕は、夜中勉強に一段落がつくとコートを羽織って毎日ふらりと外に散歩に出ていた。ストーブの人工的な温かさと、卓上ライトだけの世界から離れて、冷たいけれど澄んだ空気と月の静かな明るさが僕の心を癒してくれていた。家を出た僕は住宅街を通って一キロほど先にある公園に向かう。部屋の電気がついているアパートを見たり、お風呂の香りが漂ってくる家の近くを通ったりすると、一度も見たことのない人との関わりが持てたような気分になった。公園の前にある自動販売機で温かい微糖コーヒーを買って、ベンチで一息をつくときには身体はすっかり冷えているが、だからこそコーヒーの温かさに安心できたんだろう。そんな生活を一か月ほど続けていたある日、いつも通りコーヒーを買って公園のベンチに座ろうとすると、珍しく先客がいた。若い女の人だった。僕は仕方なく隣にあるベンチに座ったが、どうにも女性の様子が気になった。女性は二十代の半ばくらいで、マフラーをまいてコートを着ているが、寒そうに自分の足元を見ながら体を小さくしていた。そして彼女は美しかった。茶色に染められた彼女の長い髪は、後ろで一つにまとめられていて、冷えた風が吹くたびに長いまつげが揺れた。コーヒーを片手に持ちながら隣のベンチに座る女性に見とれていると、女性が初めて顔を上げてこっちを向いた。僕はずっと女性を見ていたから当然僕たちは目が合うことになる。いつもの僕だったらすぐに目をそらすのだろうが、その時は何となく会釈をしてしまった。そうしたら女性は少し笑って会釈を返してくれた。唇の端を少しだけ上げる微笑み方は、同学年の女子たちがするそれとは大きく異なっていた。一言でいえば大人の女性だ、と思った。それから彼女はおもむろに立ち上がり、ベンチに置いていた小さな鞄を持つと公園の出口のほうへ歩いて行った。僕はただ茫然と彼女の歩いて行った方向を見ていることしかできなかった。いつもよりも早く鼓動する心臓を感じながら。

家に帰ってからしばらくして僕は自分の心が平常ではないことに気づいた。受験勉強もはかどらないし、風呂に入っても考えていることは彼女のことばかりだった。布団に入っても意識が薄れるまで彼女の細部を思い出そうと必死だった。長いまつげ、きめ細かい肌、すぐに折れてしまいそうな小さな身体。彼女はどこに住んでいるのだろうか。なぜ公園にいたのか。また明日行けば会えるだろうか。

 その日は祝日だった。九時ごろに起きた僕はなんだか気だるい気分に襲われ、昨日の夜同様勉強をする気にならなかった。両親はともにカレンダーとは関係のない職種のため、仕方なく自分で簡単な朝食を作り、食べ終わった後は、リビングでワイドショーを眺めていた。芸能人の結婚、政治家の失言、興味のない話題ばかりだったが、何を見ていても彼女のことばかり考えてしまうので、実際は内容なんてどうでもよかった。ワイドショーも終わり、昼のニュースが始まった時、チャイムが鳴った。


「受験勉強中だったでしょ、ごめんね、邪魔して。お母さんがもってけっていうから」

ショートヘアを揺らしながら少し照れた様子で美代は言った。美代は僕の隣の家に住む同い年の幼馴染だ。小学校に入ったばかりの時に彼女が引っ越してきて、友達が少なかった僕らは一緒に遊ぶことが多かった。小学校の高学年に上がるにつれ遊ぶことは少なくなり、高校は別々になったが、顔を見合せば話すし、何より母親通し仲が良く、そのため僕たちの関係もつかず離れず、といった感じだった。ミカンを受け取ると、僕は若干の勇気を振り絞って言った。

「ちょうど気分転換してたところ。よかったら上がって行ってよ。お茶くらい出すからさ」

「でも、勉強の邪魔しちゃ悪いよ」

そういいながら、ちゃっかり靴を脱ぎ始めている。

美代に先に部屋に行っててと伝え、僕は台所でヤカンに火をかけた。レモンティのティーバッグを探しながら、美代が僕の部屋に来るのはいつぶりだろうと思った。小学生の頃はよく僕の部屋でゲームをやっていたし、僕のほうから彼女の家に行くことは少なくなかった。思春期を迎えると、お互いによそよそしくなり、なんとなく距離ができてしまったのだ。おそらく彼女が最後に来たのは中学一年生の中間テストの前日だった。勉強が特段できなかった彼女がまあまあできる僕に教えを請いに来たのだ。

 部屋に入ると彼女は部屋の真ん中で居心地の悪そうに正座をして待っていた。昔は僕の部屋に来るなり勝手にベッドにダイブしていたのだが。

「ごめん、お菓子を探したけど何もなかった」

そういいながら僕はティーカップに入ったレモンティを彼女に差し出す。

「ううん、ありがと」

彼女はお茶を受け取ったがすぐに飲もうとしない。そういえば猫舌だったな、と思い出した。

しばらく気まずい空気が流れた。僕はお茶を飲みながら受験勉強で疲れた頭を必死になって回転させたが、話の話題が見つからない。そもそも彼女もいないし友達の少ない僕は、小学生の時ならまだしも、今の彼女と共通の話題などは一つもないのだ。

「トモ君さ、どこの大学目指してるの?」

彼女が話を振ってくれた。視線は僕を向いていなく、お茶を冷まそうと息を吹きかけている。

僕は東京にある私立大学の名前を言った。飛び切り難関でもないが、全国的に名前を知られている大学だった。

「へぇ、さすがトモ君だね。小学校の時から頭良かったもん。昔はよく勉強教えてもらったよね」

「うん、中村さんは高校出たらどうするの?」

美代は僕のことを昔からの呼び方で呼んでくれるが、僕は彼女のことは名字で呼んでいた。中学一年で、美代に彼氏ができた時からだった。

「私は就職。内申がよかったから第一志望の推薦もらえたんだ」

彼女は地銀の名前を言った。やはり美代は地元に残るらしい。僕は電車で三十分ほどの場所にある進学校に、美代は地元の商業高校に通っていた。

「そうなんだ。おめでとう」

「うん、ありがとう。トモ君も受験頑張ってね。合格したらお互いにおめでとうってことでご飯でも食べに行こうよ。和也も呼ぶから」

彼女に悪気はないのだ。本心からそう言っている。罪悪感などあるはずもない。彼女は何も知らないのだから。


 その夜、僕は缶コーヒーを持って公園へ向かった。時間は昨日と同じだった。朝に通ると会社や学校に歩を進める会社員や学生、犬の散歩をする主婦、老人が往来するこの道も、この季節、この時間だと誰もいなく、まるで違う場所のように思えてくる。天気予報では曇りだったが、水分をためて重そうにしている雲を見ていると雪が降りそうな気がしてきた。公園につくと、僕は真っ先に昨日の女性を探した。果たしてそこに彼女はいた。昨日と同じベンチに彼女は座っていた。僕は高ぶる興奮を必死で抑えながら、ゆっくりとした歩調で、昨日と同じベンチへ向かった。ベンチに座った僕は、缶コーヒーのプルタブを開けて、冬の空気で乾燥したのどを潤そうと流し込んだ。緊張で味は全くしなかったが、少しだけ冷静さを取り戻せた気がした。僕はまた彼女と目が合うのが、そして無視されるのが怖くてなかなか横を見ることができなかった。コーヒーをちびちびと飲みながら十分ほどたった時、少し低い女性の声が聞こえた。

「あの、昨日もいましたよね?」

その声が隣の女性のもので、それが僕に向けられたものだと認識するまでしばらく時間を有した。

「えっ、そ、そうですね」

声が上ずってしまい、なんとも素っ頓狂な感じになってしまった。心臓の鼓動が足の先まで伝わってくる。漸くうつむいていた顔を上げ、彼女の顔を見た。赤いマフラーで口元は隠れて見えないが、唯一の光源である街灯が照らす彼女の肌は、限りなく白く半透明で、神秘的な存在にすら思われた。どこか倖薄そうな顔の彼女は僕に微笑みかける。

「勘違いじゃなくてよかったです。いつもここに来られるんですか?静かでいいですよね。夜の公園って」

二十代の後半、もしかしたら三十代かもしれない。明らかに年下の僕に敬語で話す彼女は、美代は持っていない何かがあるように感じられた。声は大きくない、むしろ小声の部類だが、その透き通った声は聞き取りやすく、心地よかった。

「ここ一か月くらい受験勉強の休憩がてら来てるんです」

彼女はなぜこんな時間に、しかも二日続けてきているのか聞こうかと思ったが、僕から聞くのはためらわれた。

「受験生なんですね、じゃあ今が正念場だ。どこの大学目指しているんです?」

僕は今日志望校を聞かれるのは二回目だな、と思いながら答えた。

すると、彼女は目を大きく開き、少しいたずらっぽい笑顔になっていった。

「私の母校です、そこ」

そのあと、彼女は受験に関するアドバイスを何個かしてくれた。どれも予備校や高校の教師に言われてきたことだが、彼女の言葉は一言も聞き漏らしたくないと思った。「……といっても、私が受験したのは十年以上前ですから、あまり参考にならないかもしれないですけど」と言いながら、少し恥ずかしそうな顔をしていたのが印象に残った。五分ほどのたわいもない会話だったが、それは一瞬のことにも、とても長い時間のことのようにも思われた。彼女は帰り際、合格祈願です、と言いながら自販機でお汁粉を買って手渡してくれた。僕は当然うれしかったが、お汁粉というのが、彼女にとって僕がまだまだ子供だということの表れのように感じ、少し複雑な感情を抱いた。

 結局僕は彼女が帰ったあとも、一時間ほど公園に滞在し、缶コーヒーだけをゴミ箱に捨て、すっかりぬるくなったお汁粉を少しずつ飲みながら帰宅した。冷えた体と火照った頭は勉強をすることを拒み、結局その晩も僕は机の上の問題集を一瞥し、布団にもぐった。彼女との会話を何度も頭の中で反芻しながら。


 翌日はセンター試験模試だった。この模試を終えるとあとは入試本番というもので、多くの受験生にとってこの結果が残り一か月のモチベーションを左右するという重要なものだった。僕は国公立大学を受けるわけではないが、センター試験の点数を利用して私立大学を受験する方式は利用するつもりだったので、僕にとっても大切なことは変わりなかった。しかし、英語の長文を読みながらも、国語の評論を読みながらも思い浮かぶのは昨夜の彼女との会話で、試験後の自己採点の結果は過去最低のものだった。教室には僕と同じように自己採点をするために残っていた生徒が何人かいたが、彼らの会話に出てくる三桁の数字は僕の憂鬱をより悪化させるものだった。


 学校を出たとき、日はまだ空高くに位置していて、冬の寒さと雲一つない空の青さはどこか矛盾している景色のように思われた。僕は帰り道の途中で間食用のパンとジュースを買った。レジで会計をしているとき、僕はふと公園に行ってみようかと思った。

公園は夜に行く時と全く異なる表情をしていた。今日は土曜ということもあって、ボール遊びに興じる子供や、レジャーシートを敷いて弁当を食べている家族連れ、犬を連れた老人らが公園とは本来こうであるべきだ、と主張するように点在していた。僕は空いているベンチを見つけ、菓子パンの袋を破った。

公園で休日の午後を過ごす人々を眺めながらパンをかじっていると、僕にむかって手を振りながら近づいてくる二人組がいることに気が付いた。昨日の女性を思い浮かべたが、違うことはすぐにわかった。紺のブレザーにマフラーを巻いている高校生二人組。一人は背が高く肩幅の広い男でもう一人は小柄の女。和也と美代だった。


「智樹じゃん、久しぶりぃ」

和也がなれなれしく僕の肩に手をかけながら、中学生の時と同じねちっこい声で話しかけてくる。

「ちょっと、和也。トモ君嫌がってるでしょ」

美代は咎めるが、言葉だけのもので、顔は笑っている。

「中学生ぶり?その割には智樹君かわってないね。身長も低いままだし、根暗がり勉君健在って感じじゃん」

和也が息を吸うような甲高い声で笑う。美代は横で微笑んだままだ。

「ねぇ、トモ君。もしよかったらこの後みんなでケーキバイキング行かない?私たちの高校の友達がアルバイトしてるっていうから和也と行こうと思って」

冗談じゃない。

「僕はいいよ、受験勉強しなきゃいけないし」

「でもたまには息抜きも必要だと思うよ。それに……んっ、ちょっと和也。なにしてるの」

和也は美代のブレザーの中に手を入れて胸を揉んでいる。美代は抵抗しているが、本気でなく、まんざらでもなさそうだ。和也は僕の反応を見てニタニタと笑っている。

「智樹がああ言ってるから俺たちだけで行こうぜ。その後俺んちで徹夜でゲームするって言ってたろ?」

和也は美代の肩に手を回して公園の出口に向かっていく。確かに美代はリュックサックを背負っていた。着替えが入っているのだろうか。

「また今度行こうね。トモ君」

美代はそういいながら和也と密着し歩いていった。姿が見えなくなってから、僕は大きくため息をついた。美代はあの男と出会って変わってしまったと思っていたが、きっとそれは僕の嫉妬や羨望がそう思わせているだけなんだろうと気づいた。彼女は中学の時に彼氏ができても、一部の男子の間でヤリマンだなんて言われても、僕に接する態度は一度も変わったことがなかった。きっと僕が中学の時和也に暴力を振るわれていたり金を盗られていたと知ったらあいつと別れるだろう。頭ではそう思っていても、どこか納得しきれていない自分がいた。


 その日の夜、僕はまたあの公園に向かった。いつもより早歩きで、彼女と何を話そうかなどは考えていなかったが、せまりくる受験に対する不安と、模試の結果、美代のこと。僕の頭を駆け巡る不安は他人から見たらたいしたことでなないのだろうが、僕はこれらのことに押しつぶされそうだった。唯一不安を紛らわせられたのは彼女と話したあの瞬間だったのだ。暗い道を進んでいる途中、雪が降ってきた。初雪だった。小さい小粒のような雪で、地面に落ちた途端に溶けてなくなってしまうようなはかないものだった。これは積もることはないだろう。しかし、雪が降ったせいで彼女が帰宅する可能性もあった。

 公園に彼女はいなかった。僕は半ば覚悟していたがそれでもショックは隠せなかった。僕は呆然としながら自販機に行き、昨日彼女が買ってくれたお汁粉のボタンを押した。昨日は子供だと思われて嫌だったのだが、好きな女性に会いに行くために受験勉強を放り出して公園に来る僕は子供というよりただのバカだな、と自嘲しうなだれた。

「今日は早かったですね」

僕は誰の声か確認するより早く顔を上げた。彼女だった。僕は自分の表情筋が緩まっていくのを抑えきれなかった。


僕は模試の結果が悪くて落ち込んでいると彼女に伝えた。自分でも姑息だと思ったが、彼女に慰めてほしいと思ったからだった。彼女は見知らぬ高校生に精一杯に励まそうとしてくれた。そんな姿を見て、僕は申し訳なく思うより先に自分自身が情けなく思えてきた。

「大丈夫ですよ。今は少しナーバスになっているかもしれませんが、まだ一か月時間があります。自分を信じていればきっと受かりますよ」

「ありがとうございます、すごくうれしいです。もう少し頑張ってみます」

そういうと彼女は少しほっとした表情になった。いつの間にか雪はやんでいた。

「そういえばまだ名前言ってませんでしたね。私は小林さゆりって言います」

とても彼女に似合っている名前だ、と思った。名字と名前のバランスが僕が彼女に抱いている印象ととてもマッチしていた。

「僕は大島智樹です。……小林さんは、この町で働いているんですか?」

そう聞いたのは、東京の大学を出てこんな田舎町に就職する違和感と、なんとなく彼女からはここら辺にいる若い女性の香り、雰囲気がしなかったからだ。

「いえ、実は来月結婚することになって、そのための両親との打ち合わせに帰ってきたんです」

僕は頭を金づちで殴られたような衝撃が走った。彼女は結婚するのだ。よく考えたら当たり前だ。彼女ほどの美しい女性が未婚で彼氏もいないことなどありえなかった。

「そうなんですね。おめでとうございます」

心ここにあらずという感じで放った言葉だが、彼女はうれしさと恥ずかしさが半分ずつくらいの表情で、いつもより小さい声でありがとうございます、と呟いた。

「だから、実は小林さゆりというのはあと数日だけなんです。これからは石田さゆりです」

「とても似合っていると思います」

嘘だ。さゆりさんに合う名字は小林だ。



 それからは何を話したか覚えていなかった。彼女は明日帰るといっていた気がするがそれも定かではなかった。なぜあの公園に来ていたのかも聞きそびれた。ひょっとしたらマリッジブルーというやつなのかもしれない。僕は彼女の結婚を知ったときは様々な負の感情が頭の中を巡ったが、あれから三日たってようやく落ち着いてきた僕は、彼女の幸せを望んでいる。彼女はとてもいい人だった。見ず知らずの高校生である僕に微笑んでくれ、受験のアドバイスをするだけでなく、お汁粉を渡し、ナーバスになっている僕を本気で励まそうとしてくれたのだ。たったそれだけのことかもしれないが、僕にとっては大きすぎた。そんなことを考えながら、僕は三日ぶりに熟睡した。



「トモ君、合格おめでとう!」

昼前にチャイムが鳴って、誰だろうと思いながらドアを開けるとそこには美代がいた。

「おばさんから聞いたよ、トモ君第一志望に受かったって」

まるで自分のことのように皆は喜んでいる。僕はさゆりさんと別れて三日たち、諦めがついてからはひたすらに勉強した。諦めがついたといっても、完全に立ち直るにはまだ時間が必要なようで、僕はその心の靄を少しでも忘れようとひたすらに勉強し続けた。結果は合格だった。彼女のアドバイスは月並みなものだったが、結果的にそれが僕の運命を左右したのだと思う。

「ありがとう、中村さん」

僕はまだ美代に対する不信感、猜疑心は取り除けていない。一時は彼女は悪くない、僕の勘違いだった、と思っていたのだが、今ではそう思い続ける必要はないと思っている。人間は心の奥底まで善人になる必要はないのだ。さゆりだって心の底では僕をどう思っていたかわからない、しかし結果として僕を助けてくれた。表面だけでいいのだ。本心は自分の思いたいままに思おう。さゆりは素敵な女性で美代は最低な女だと。

「トモ君、じゃあ今からご飯食べに行こうか!和也も誘ってるからね」


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