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「…俺だ」  作者: リィズ・ブランディシュカ
本編

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08 悪役令嬢イベントその2



 俺だ。


 どうやらこの現実は、穏便に終業式をさせるつもりがないらしい。


 トラブルが起きた。


 教師が「今日の自習時間は、終業式と卒業式の準備にあてます。サボらず参加しろよ生徒ども」と言ったので、えっちらおっちら椅子とか小道具とかを出し入れしていた。


 そしたら、同じように式の準備を手伝っていた香月が行方不明になった。


「なあ、香月見てないか?」

「いえ、見てないわ。そういえばいないわね。どこ行ったんだろう。誰か知ってる?」


 居合わせた、他の者達に効いても心当たりはないようだ。


 しかし俺には、記憶の底に引っかかるものがあった。


 たぶんどこかにとじこめられているのだろう。


 原因は嫌がらせだ。


 攻略対象(※イケメン)とつるむ女(※主人公)が、ひがみや妬みの対象にならないわけがない。


 主人公達を邪魔する女(※悪役令嬢)達の最後の悪あがきと言ったところか。


 今までも小さな嫌がらせはされてきたけど、ここまでの事はなかった。


 今の時期は、三月で最近は温かくなってきた頃。

 でも、まだまだ朝晩は冷え込む。


 季節と気候の変化は、前の世界の日本と同じだから、このまま夜になると場所によっては風邪をひいてしまうかもしれない。


 早く見つけてやらなければ。


 でも、ゲームで探したところをめぐっていっても見つからない。


 首を傾げた。


 俺がかかわったせいなのか、今までゲーム通りにならない事が良くあった。


 今回もそのせいかもしれない。


 ちょっと責任を感じた。


 香月(※主人公)が風邪を引いたら俺(※モブ)のせい。


 文字にするとモブに対するプレッシャーが半端ない。


 だから、気合入れて探すことにした。



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