表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「…俺だ」  作者: リィズ・ブランディシュカ
本編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/14

07 はぶられる攻略対象



 学校だ。

 授業中だ。


 俺は大人しく待つぞ。

 何をだ?


 その言葉をだ。


 目の前に立つ教師が、面倒臭そうに教卓に肘をつきながら言った。


「今日は修学旅行の班を決めてもらいます。はい、仲良し同士でもいいのでさっさと組んで」


 修学旅行イベントだ。

 学校といったらこれ、みたいな奴。


 で、そしたら香月が机の前まで来て一言。


「斑鳩さん、一緒に見てまわりませんか」

「えっ?」


 驚く俺だ。


 なぜか気が付かないうちに主人公達と仲良くなっていた。


 驚愕の事実だ。


 修学旅行の班を組むときに、声をかけられてしまった。


 主人公と攻略対象全員で枠が満員になるはずのそれに。


 おかげで、主人子に気がある攻略対象が一人あぶれてしまった。


 ごめん。


 涙目で睨まないで。


 好感度高くならなかったんだな。


 可哀そうなそいつは、他のクラスの女子たちに引っ張られていった。


 あいつ誰だっけ。

 確か、幼馴染枠の攻略対象の玄人くろうとギザ(黒髪で低身長)だったか。


 朝霧と続いて名前がカナカナなんだよな。

 覚えやすいからいいけど。


 幼馴染だから、いつでも遊べるよね。

 みたいな感じではぶられたのだろう。

 可哀そうに。


 他の攻略対象?

 白波しらなみシュンヤとか、綾継あやつぐトキアっていう奴だよ。

 そんなに、知らないから説明は省く。


 玄人くろうとは俺を見捨てないで、みたいな目で香月を見ている。


「こっ、香月っ!」

「ごめんねギザくん。今度一緒に遊びに行こうね」

「こっ、子供扱い!?」


 あ、追加ダメージで瀕死になった。


 クラスメイトの女子たちに慰められてる。


 そういうわけで俺は、主人公と攻略対象にまざって一緒に修学旅行に行く事になった。


 当日はほどほど楽しかった。


 主人公と一緒だから当然のように、トラブルに巻き込まれたがなんとかなった。


 遊園地の中で倒れたスタッフの代わりをしたり、名所観光でパンフレットをなくして迷ったり。


 ゲームの知識あるし。なんかもう慣れた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ