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ママァ、あの女の人ブレ・ブレを持ってジャンプしてるよ!!(とある病院の受付)

「『目覚める』?」

ある日突然とゆうことか…俺に対してここまで事情を話しているのだから、おそらくその『目覚め』の兆候でもあるのだろうか?


「そう、ある日突然…なんて事は無い。少なくとも我々…いや、現政府と能力について研究している団体が観測している限りはね。」

「え?いきなり使える用になるものじゃ無いんですか?」


「君は眠ら無くても目覚めるのかい?まだ研究段階だが、この能力は個人に元から備わっているものでは無いとされている。その者の生き方、身を置く環境によって始めて眠りに付いた『それ』が生まれる。」

生き方?環境?

「なぜそう言えるんですか?」

「そうだね、例えばジェシカの能力。これは形状・装飾が華美、特徴的な物。大衆的な人気、認知のあるもの。ジェシカ個人の趣向などによって差異が生まれる。」

…?

「つまり、実用的に優れた刃物であるナタやマチェットを持たせた所でジェシカは強化されない。戦隊モノのレプリカの方が遥かに強くなれるんだ。」

「大きいだけであんまりカッコ良く無いからね。」

「え?ただ剣を使った戦いが強くなる能力じゃなかったのか… 。」

つまりジェシカがかっこいいと思う剣っぽいものを持って初めて剣の勇者(ソード/ブレイブ)は発動するわけか。


「生まれながらにして戦隊モノのレプリカで強くなる能力を持ってる奴が何処にいる?」

「はいはいはいはいはい!!ここにいるよ!!」

「話の邪魔をするなぁ!!」

「ははは…」

元気いっぱいに手を挙げ跳ねるジェシカ。オウラの話の流れ的にその反応は違うだろwまあ、ジェシカは多分何も考えずに返事をしたんだろうな…

確かに、生まれた時から戦隊モノを好きになる事が決まってる訳では無いし、そもそも能力の条件に明らかな意思が有る。生き物として、生きる上で有利に立つ為の能力として生まれた訳では無いのだろう。


「…それで、俺の能力って何ですか?…俺にどんな兆候が?」

結局気になるのはそこだ。その力次第で俺は…


「…?、恐らく君に能力は無いと思うぞ?」


「え?」←意識の外から漏れ出てしまったかのような俺のえ?

「え?」←有ると思ってたの?俺の反応に思わず漏れてしまったオウラのえ?

「えっ?」←俺とオウラの反応を取り敢えず真似ただけのジェシカのえ?

「え?」←ベッドに腰掛けた俺の後ろから聞こえた、ジェシカの用に俺達のやり取りを真似ただけのえ?…

あれ?ここは3階で俺の後ろには窓しか無いはずなんだけど…

「え?…誰で、」

言い終わる前にオウラによって肩を捕まれ、前のめりになる形で投げられ、床を転がっていた。

頭を軽く、背中を少し強めに打った。痛い。


「ちょっと…いきなり何をするん、」

再び言い終えることが出来なかった。今度はジェシカに体当たりされたかのように強く体を押し出され、病室の外へ飛び出たからだ。

「サイト!!逃げるよ!!」

そのまま立ち上がるとすぐにジェシカに手首を捕まれ、半ば引きずられる用に引っ張られる。


「ま、まてよ!!…オウラさん…1人だろ…」

「私は力が出せないし、サイトは能力無いでしょっ!!今はオウラしか戦えないの!!!」

し、知ってる。ジェシカの能力も、俺に能力が無いことも…この焦り方から相手も能力者だとゆうことも…いや、それでも…


「で、でも…オウラさんの…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「すぐに逃げてっちゃったね。」

オウラに窓からの襲撃者(レイダー)が言う。


「ああ、見事な判断だろ?」

オウラはそう返すと左手で腰の右側のホルダーに入っていた警棒を取り出し、ガチャッと勢いよく振り、伸ばす。


「あん?お前『右利き』だったのか?そりゃ災難だなw」

「うるせぇよ、ハンデだハンデ。」




…カラカラと笑うオウラ。彩斗を守る為に咄嗟に突き出したその右手にはズッポリとナイフが貫通し、ダラダラと血を滴らせていた。

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