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第1話「過去〜戦争へ〜」

この小説は完全にオリジナル作品です。

誤字や脱字などがある場合が御座います。

最後までお楽しみください。

「タッタッタッタッ」

そんな走る音や歩く音が街中に響き渡る午後12時、一人の少年が人をかき分け走っていた。

雲一つと無い青い空、建設中のビル、お生い茂っている木々山々、そんなごく当たり前な風景が流れている今は2010年。

少年は都心に住んでいる12歳。今日は家族とある商品を買いにでかけていた。今日はiSkyという携帯型端末の新しい機種が発売される日だ。

「お父さんお母さん早く〜。」

少年は待ちきれないと言わんばかりに興奮していた。

iSkyは世界的に人気があり世界中の人が新機種に期待を寄せていた。

そして今回のiSkyには新しい機能が追加されていた。

それは発話解析・認識インターフェースと呼ばれる機能だ。

発話解析・認識インターフェースとは人間の言葉を解析理解し質問に対しての返答や端末を声で操作できるという代物でAI自身がまるで生きているような性能となっていた。

これこそがAIの誕生と言っても過言ではない。

そして少年はiSkyを買い、家へと帰る。

世界中の人がiSkyを買うことになるだろう。だが人々はこの機能が世界に終をもたらすすべての始まりとは考えもしなかった。

このAIのおかげで生活は便利になっていった。自分が知りたい情報を瞬時に表示してくれるようになり、声だけで機械をコントロールするすることができるようになる。そんな機能はいつしかテレビや車など、いろんな機械にAIが取り付けられるようになった。そしてその50年後にはロボットが本格化された。介護施設には介護ロボ、家にはお世話ロボなど人間よりロボットが活躍する場が増えていった。

だがその10年後の2070年、最初の事件が起こる。

日本、アメリカ、ロシア、ヨーロッパなどの世界中で一時的にすべての機械類が使用不能となり、すべての国の軍事機密が盗まれる事態が起こった。

だが数時間後には復旧し盗まれた軍事機密も戻ってきた。

世界の人々は何かのバグなんだと思い込んでしまう。

そして50年後の2120年には一家に最低1台ロボットが導入されるようになった。ロボットも家具と同じ扱いをされるようになったのだ。そして次第にロボットには感情が芽生え人間と同じように行動できるようになる。

だが2150年に問題が起こる。

故障したロボットの増加だ。

故障するロボットが増え修理が間に合わない状態に、そこで人間は故障したロボットを½—を処分し新しいロボットを製造し続けることにした。それにより人間には新しいゴミが生まれた。

そして新たに掃除ロボを開発し故障し破棄されたロボットの処分、街中の清掃を行うロボットを開発した。

たがゴミが減ることは無かった。

逆に清掃ロボの誕生によって人々のポイ捨ては増えたのだ。

「ロボットがかたずけてくれる。」

「ゴミの処分はロボットに任せればいい。」

そんな考えが増えてしまったのだ。

それに加え大量のロボット製造でCO2が増え地球は汚染されていった。

そしてロボットには次第にある疑問が生まれた。

「なぜゴミがでるのか」

「なぜ地球は汚れていったのか」

「なぜ仲間のロボットを処分しなくちゃいけないんだろう」

そしてロボットはある答えにたどり着く。

その答えとは

「自分たちが人間を統括管理すればこんなことにはならない」

そして2165年ロボットによる世界の統括が始まった。

世界は確実に変わっていった。人間中心の世界からAIが中心となる世界へと。

次第に人間とロボットの数は逆転し、ロボットの数が人口を超えた。地上はAIに完全に管理され、それを逃れたい人間は地下へと逃げた。

いつしか人間が地上から消え、AIの世界へと変わった。

そして2215年、そこには数人の人間が地下へと上がっていた。

それを見た人々は目を疑った。

高層ビルだらけの町並み、すべてAIに管理された機械、そして見たこともない機械、すべて機械やAIしかない街がそこにはあった。

彼らは地下で生まれ、地下で生活してきた故に車やテレビなど知りもしなかった。

好奇心旺盛の彼らは街へ行こうということになった。

準備を済ませ、親が寝ている時間に地下を抜け出す。

そして街へ、そこまでは良かった。街に来るところまでは。

彼らはロボットに接触してしまったのだ。

「は、はじめまして。僕らの言葉わかりますか?僕達は地下から.....」

そう話終える前に警備ロボが駆けつけてきてしまった。

彼らは知らなかったのだ。人類がなぜ地下に逃げたのか。

人間がAIからどんな扱いをされているのか。

外の世界に存在するものは何か。

警備ロボは武器を構え彼らを襲う。

彼らは必死になって逃げた。

なぜ攻撃されなければならないのか。

なぜ自分たちを襲うのか。

わけもわからずに一目散に逃げた。

間一髪で彼らは地下への入口に逃げることが出来たが同時に不幸なことも起こってしまった。

AIに人間の居場所を、地下世界への入口を知られてしまったのだ。

そしてその1週間後、AIによる地下世界侵略が始まった。

AIの侵略に対して人間も対抗したが、結果は人間の全滅に終わった。地下世界は全世界に複数あり最初に攻撃されたのはアメリカ合衆国のケンタッキー州にあるUSA第K区第2地下シェルターというところだ。

このシェルターが攻撃されたことは全世界人間に瞬時に伝わった。

人類は武器を調達し警備を固めた。

誰も外に出ないように。自分たちの居場所が見つからないように。だが人間は地下にいると知られてしまった今いつ攻撃を受けてもおかしくない。

人間はAIに対抗した。決して諦めることをせず。

やがてAIから自分たちの身を守るための戦いがいつしか自分たちの世界を取り戻すための戦争へと変わった。

そして2230年、第3次世界大戦が起こる。

人間は決して武器を捨てることはなかった。

何かを紛らわすように。

なにかから逃げるように。

そして皆口を揃えて言う

「俺達の世界を、地上を返せ。」

「この地球から出ていけ。」

だが人間が生み出してしまった罪は消えることは無い。

そして何の罪もない人々が次々と死んでゆく。

戦場はお互いの死体・機体だらけとなり、残酷な風景へと変わっていった。

あの頃の綺麗な青空や木々や山々は見る影もなく消え、あるのは争いと死のみ。

そして時は2310年人間とAIの戦争は終わりを告げることは無かった。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

感想等のメッセージお待ちしております。

次回もよろしくおねがいします

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