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お姫様教育が始まりました。1

あれから鷹くんと萩さんが私を見て何やら話しています。

気になる。二人の傍まで行って聞き耳を立てるんだけど・・聞こえてくるのは「凛様を・・・そして・・」「でも、凛は・・・するだろうか・・・」とチラチラ私を見ながら内緒話し。

「腹立つ~~~!」「はっきり言えよ~~~!」と私の心の声が鳴り響いています。


ある日、鷹くんと萩さんからお話しがありました。

「ヘッ!!なんと仰いました?」寝耳に水です。

この私に・・この私にお姫様教育ですか!?もちろん丁重にお断りさせて頂きましたよ。

でも、このお二人、やる気満々です。逃げられません!


まずは歩き方からそうです。

確かに、確かに私は廊下を走ります。器用に「速歩き」などこの木の廊下で出来ません。

それに、着物の下はレギンスをはいています。走り易いです。

そして立ち振る舞いetc・・・自分で言うのもなんですが、私の家庭はお祖父ちゃん、お婆ちゃんと一緒に住んでおりました。同居っていうものです。だから、お婆ちゃんには行儀作法を教わっているので何所へ出ても恥ずかしくないくらいはマスターしていると思います。が、私の作法は「新」「旧」ではない!

私は「どうでもいいじゃん!」と思いながらイヤイヤやっております。

一番腹が立つことに鷹くんがニヤって含み笑いをしています。

「根性悪~~~!」


それにしても足が痺れて・・・歩けません。


何故、この時代の女の方(少子も含む)はこんなめんどくさい事をされるのでしょうか?

疑問だらけ。萩さんが仰るのには「高貴な方は静かに歩かれます。」って・・・・

だけど、私はお貴族様でも高貴なお姫様でもございません。

一般人です。平民です。


クソ!~~笑われぱっなしだったわよ~~~!すぐにマスターして鷹くんを見返してやるんだ~~~


これからの目標です。 一応・・・

なんだか思わぬ方向へ行ってしまいました。(凛の気持ち)


ご主人様、萩さん達の思いが凛に伝わるでしようかね~~

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