表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/58

桐家の突撃インタビュー

桐家の皆様に凛さんの印象などを聞いてみたいと思います。


「すみません!桐家の方ですか?」


「凛さまに付いてお聞きしたいのですが。」


わたくしはこの桐家の女房頭をしております萩と申します。

そうでございますね~~わたくしは凛様の良き理解者だと思っております。

なんせ、凛様は月の世界から舞降りたお姫様でございますから時々、我々が驚くような事や発言をされます。それは仕方が無い事。

わたくしは早く、こちらの世界に慣れて頂きたく存じます。

わたくし供のご主人様であられます鷹明様も凛様が来られてから表情も柔らかくなり、喜怒哀楽も表現されるようになったのでございます。

凛様が来られる以前は鷹明様がおられるだけで屋敷の中がピリピリとした雰囲気でしたが、凛様が来られてからは屋敷の中が柔らかく感じるようになったのでございます。


「ピリピリ?」


失礼いたしました。「ピリピリ」とは緊張感がある。という意味でございます。

わたくし達、屋敷で働いている者達は凛様の「月の世界の言葉」を使うようになりまして鷹明様には叱られております。

時々、凛様のお考えが理解出来ない時もございますが、それは仕方がない事。

なんせ、月のお姫様でございます故。

わたくし達、屋敷の者は凛様の味方でございますから凛様がお過ごしやすいように日々、勤めたいと思う所存でございます。


わたくしに凛様の事を語れと申されましたら時間が幾ら有っても足りませぬ。


もう宜しいのでございますか?



では、次に庭仕事をされている方にインタビューをしたいと思います。


「あなたにとっての凛様とは?」


「凛様についてでございますか?」


私の名前は武と申します。


はい。凛様にはいつもお声をかけて頂いております。

凛様は本当にお優しい御方でございます。普通、お姫様という御方は我々、下仕事をしている者がお出会いする機会はございません。それに、お声を掛けて頂く事なんて考えられない事なのでございます。

凛様は、よく御一人で庭を散策されておいででございます。その為、私と出会う事も多いのでございます。私は初めて凛様にお出会いした時は、どうしようかと思いました。恐れ多い御方ですので私は目を合わさずに控えておりました。すると凛様から「私、凛です。よろしくね!」と申され「おじさん、名前は何て言うのですか?」と仰るではないですか。

私は恐縮して恐々な思いを致しておりました。それに、お手討ちを覚悟で答えたのでございます。

「わたくしは武と申します」と。すると凛様は「武さんか。これから宜しくね!」と手を差し出されて、何をされるのかと?おののいておりました。そこで「握手」なるのもをして頂きました。

私如きがそのような事をしても良いのか?と凛様にお聞きしましたら「何で?これは握手と言って友達の印よ!」と・・・・・私はもう、凛様の仰る事は総て叶えて上げたく思います。

でも、私と凛様が仲良く話しておりますと鷹明様の目が怖い時がございますが。


凛様の事でしたらまだまだございますが。

もう、宜しいのでございますか? 残念でございます。



桐家の屋敷に入りました。


「すみません。女房さんですか?凛様に付いてお聞きしたいのですが?」


「わたくしでございますか?わたくしで宜しかったら。」


わたくしは凛様の雑用をさせて頂いております。華と申します。

わたくしと凛様はきっと、歳も近いのだとおもいます。だから、いつも凛様には「華ちゃん」と呼んで頂いております。わたくし、はっきり申しまして・・・嬉しいですの!

今まで聞く、お姫様と言うものは「冷たい」「愛想が無い」「意地悪」と、まぁ、数々聞きましたが凛様はそんなところがなく驚きました。それに、凛様にはいつも気に掛けて頂き有り難き幸せと常々、思っております。そして、凛様に仕えさせて頂いていることは運が良いと申しましょうか、わたくしは果報者でございます。

それに、なんといっても凛様は「月から降臨されたお姫様」であらせますから。

だから凛様のお持ちになられている御着物、必需品など初めて拝見させて頂きました。

わたくしも女でございます。凛様のお持ちの品々は目を見張るものがございます。

わたくしが最も興味がございますのが「化粧品」と「月の世界の着物」でございます。

凛様は「魔法の箱」をお持ちで開けますと色々な月の物が出てきます。

わたくしは一つ気になる着物がございまして凛様にお聞きいたしましたら「パンツ」「スカート」というものを教えて頂きました。スカートというものはまるで、天女の羽衣のような素晴らしいものです。

パンツというものは、そうですね、ハカマを細くしたようなものだと思いました。

わたくし達お屋敷の者は皆、凛様がいつか「月」に帰られるのではないか!と心配しております。

だから、凛様が月へお帰りになりたくない。と思って頂けるように、凛様には楽しく過ごして頂けるよう、屋敷の者全員が精進しております。


申し訳ございません!今、凛様がお呼びになられましたので失礼させて頂きます。



もう少し、凛様についてインタビユーをしたかったのですが、何やらお屋敷が騒々しくなって来ています。

では、この辺で失礼いたします。


お疲れ様でございました。




今回は桐家の皆様の声を頂きました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ