おまけ
私は咲ちゃんと密談を終えた帰り途中です。そして勝手に私の顔が、口がニヤニヤしています。誰にも悟られないようにしなければなりません。
でも決して、私は腹黒女でもありません。
咲ちゃんから誰にも言えない重大な秘密を聞いてしまったからなのです。
しかし、しかしこの事をどのようにしてご主人様に伝えるかが問題です。
ご主人様は私の帰りを首を長くして待っているのに違いありません。
私は、思いつくかぎり考えた結果。
それが。
「凛。咲子殿の様子は如何であった?」
「咲ちゃんは元気にしてたよ。相変わらず康くんとラブラブ、ベタベタ。」
「おまえの未来言葉はもう良い。おまえから見た咲子殿はどうであったのだ?」
「そうね・・・・何となく、令が関係してるのかなって思った。でもこれは、あくまで私の勘だから絶対、令くんには話しちゃダメだよ。約束してね。」
「・・・・・・令が関係・・・・・・・」
「鷹くんは今まで通り、普通に令くんに接してね。お願いよ。」
「分かった。凛。ご苦労だった。」
どうしよう~~鷹くんにウソ吐いちゃったよ。でも、女の約束だからね。絶対、秘密は守る!
それに、令くんには悪いんだけど、令くんの名前だけしか浮かばなかったわ。まぁ、令は妖だし。。
でも、絶対、バレない自信はあるつもり。もし、バレた時はバレた時の事。上手く誤魔化せばいいか。何とかなるでしょう。
そして、令くんごめん。今度、一日中、遊んであげるから。だから許して。
凛が先ほど令に関係があると言っていたな。
信じられん!令は妖。妖と咲子殿との関係は?
だが、凛の勘は当たる。もし、そうだとすると・・・・・・
咲子殿の母上は芙蓉殿。芙蓉殿は?そして芙蓉殿はいったい、何所におられるのか?
ますます分からん!再度、芙蓉殿の事は調べる必要がある。康紀には秘密だが。
それにしても、凛が先ほど言っていた「ラブラブ、ベタベタ」とは要するに「仲が良い」ってことだろう。俺もだんだん少しずつ、未来言葉が理解出切るようになってきたようだ。
だが、この言葉が理解出来るという事は・・・・俺は凛に感化されているのか?




