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プレーボーイに再会しました。

康友さんからの訪問から少し経って友親さんが再訪問されるそうです。

私はよく憶えていますとも!! 初めての実習の時に出会いました。

彼には訳の分からないことを言われたように記憶しています。


ターくんは何故か頻繁に私を友達に会わそうとしています。但し、ターくんの友達限定。

今日も私はお客様部屋でターくんの横に座っています。勿論、あの「ラクラク正座イス」を使って正座。

でもね~~男の話なんてホント、内容が面白なくて・・・・

チラチラと友親さんは私を見ます。「そんなに今日の私の格好が可笑しいのか?」と思ってしまいます。そして、欠伸が出そうです。


「ところで、凛殿は何がお好きですか?」と急に話しを振ってきました。

なんですか?急に!ビックリするではありませんか!

「私が退屈にしていたから、気を使ってくれてるのかな?」と考えていたら暫しの沈黙が続いていたみたい。

ターくんが「友親が聞いているぞ!」と私の袖を引っ張っています。が、トンチンカンな答えを言ってしまいました。

やっぱり友親さんが笑っておられます。これで2度目ですよ!

私は素直に「すみません。先程の質問を聞いていませんでした」と言ったところ友親さんは「私はてっきり私の魅力に言葉が出ないのかと思いましたよ(フフフ・・)」

私は思わず引いてしまいます。「ちょっと、友親!自分が何を言ってるが分かってるの!バカじゃない!」と、ついつい心の声が漏れてしまいました。この場におられた皆様方は呆気に取られたというかポカーンとされています。

失敗です。また、ターくんに叱られてしまいます。まぁ、どうでもいいですけど。

きっと、私と友親さんとは相性が合わないのでしょうね。そして、良い人だと思ったことを撤回します。


でも、今回は何故かターくんはニコニコ顔。不気味に思います。


そして、ターくんは友親さんの前で「凛、友親はおまえからはどのように見える?」と聞かれた私は「正直に言って宜しいですか?」皆さん首を縦にコクコクとうなずいておられたので遠慮なく発言させて頂きました。。

「そうですね、友親さんは相当なプレイーボーイに思います。今まで沢山の女の人を泣かしてきたのでしょう。その人の恨み辛みが後になって返ってきますよ。そして・・・私はあなたのような人を見ているとイライラします。」

「アレ?みんな真剣に聞いている。それに難しい顔して。なんで?」不思議~~ 何かあるな!と私の勘が働きます。


本当に凛はするどいほど勘が働くのだな・・・・それにしてもコイツにこれだけ言えるとは別の意味で怖い。


本当に凛殿は・・・怖い!ところで「プレーイボーイ」って褒め言葉か?(ニヤニヤ)  


  ここで友親さんに一句「勘違い きみのオツムぞ 我かなしき」字余りです。



ご主人様の親友が出揃いました。


もう、問題を持ち込まないでよ!(凛です。)

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