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 まさかのタイムトリップですか。

朝食後、私は疑問を口にした。「ここは何所ですか?あなたは誰ですか?」


「申し送れました。わたくしは萩と申します。萩と呼んで下さいませ。お姫様」


「お・・お姫・・お姫様!!!誰の事?何かの間違いではございませんか!」と思わず突っ込みたくなったわ。わたしは勿論「ハイ」と言えるわけがない。

私はただただビックリしたわよ。「それにしても私は何所へ来てしまったのでしょうか?頭がグラグラします。」


私が覚えている事と言えば・・・・

確か近所の公園でビール片手に何十年に1回あるかないかの何とか彗星を見ていたんだっけ?

何故、公園なんかにいたんだろう?と思いふけっていたその時、萩さんは「こちらにご主人様が来られます。」とまた、ビックリするような発言!

「ご主人様ですか・・」と思わずポロッとこの口から出ていたのよね。

萩さんは私と話していあいだは終始ニコニコ顔。「・・・何かあるのかも・・」と私は思わず疑ってしまうわ。

そして萩さんの着ているものっていうと何か着物のような。言ってみると十二単の軽い版のようなもの。部屋の中の置いてあるもの全てがあるポスターに載ってある物とソックリ。

「・・・・平安時代・・・かも・・」と私の頭を過ぎる。

もしかして、まさかのタイムスリップっていうものですか!

タイムスリップって映画の話し、本の中の話しだと思い込んでいましたよ!

そして、中学生、高校生のカワイイ女の子。綺麗な女の子がお決まりだと思っていたのに・・・

平凡な私が何故?ますますわかりません。

考え込んでいるさなか部屋の外が騒がしく何人かの人が行ったり来たりしているのよ。

すると思わず部屋を開ける音がした時、思わず振り向いたわよ。

「どうですか?ご気分は?」とご主人様は仰いました。

そこには、まぁ~煌びやかとは言いがたい容姿の方が部屋に入ってこられました。

私はとりあえず「有り難うございます」だって、寝床と朝食をお世話になったものね~~

ご主人様は萩さんに出て行くように目で示されて・・・

「大丈夫でございますよ。ご主人様はとてもお優しい方でございますゆえ」と仰って出て行かれたの。

私とご主人様。何故かご主人様は私を見つめています。そしてご主人様から「昨日、そなたを一条橋の下で拾った。そして、そなたはどこの世界から呼ばれた?」と怖い顔で私に問う。


私はどのように説明したらいいのでしょうか?


そして、私はご主人様に拾われました。





誤字があれば教えてくださいませ。

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