それゆけククリちゃん
とばっちりを受けるオオヤマツミとニニギ
ククリ「せやから、男があかんねん、たいていの場合! せやろ?」
オオヤマツミ「そ、そうですねぇ……」
ククリ「あんたんとこのオトンとオカンも大概にせえっちゅうとこもあったんやけどな、あんたの娘の旦那、あれは無いわなぁ! なんでおなごを返品すんねんな! イワヒメちゃん可哀そうやわぁ! なーんも悪い事しとらんで! あんたも悪いわぁ!」
オオヤマツミ「わ、わたしもですか……?」
ククリ「だってそやろ! あんたイワヒメちゃんの気持ち考えてあげたんか!? 可哀そうに返品されて戻ってきて、なんでもっとニニギに言わへんの! Amazonの返品とちゃうんねんで!? 嫁入り道具一式持って行って返品て、ニニギは悪い男やで! サクヤちゃん、よぉ、そんな男の子供産んだよなぁ! しかも、最初はサクヤちゃんが浮気したぁちゅー難癖までつけおってからに! あれは悪い男やわぁ!」
オオヤマツミ「はぁ、まぁ、そう言う事もありましたが……」
ククリ「今からでもおそないで! ニニギにガツーンと言ったらんかい! せやないと、また男があかん言われるでぇ!」
オオヤマツミ「まぁ、でも、相手は天孫ですし……」
ククリ「何言うてんの!? あんた神やろ! あんたの方が立場上なんやで! そんなんや、ダメやろ!?」
オオヤマツミ「いやぁ~、ほんっと勘弁してください……」
ククリ「ワテ、別にあんたん事、いじめてんとちゃうで! 言わな事は言わなアカン言うとんのや! 元気ないんならアメちゃんいるか?」
オオヤマツミ「ど、どうも……」
とばっちりを受けるゼウス(浮気神)
ククリ「大抵、男があかんねんなぁ! そやろ!」
ヘラ「そうそう! ほんっとそう! ヤダ、おばさん話わかるぅ~!」
ククリ「あんた貞淑の神なのにあんなんの嫁って大変やなぁ!」
ヘラ「ほんっとそう! もー、いやになっちゃう!」
ククリ「けど、人間はあんたのマネして結婚式でベール被っとるんやろぉ!? おもろいなぁ!」
ヘラ「そうそう、そうなのよ~! あんなことして、ダンナが浮気性になっちゃうか心配なのよ~」
ククリ「そやなぁ! あんたも大変やなぁ!」




