神々会談
トヨウケ「今回はご足労頂き、ありがとうございます」
トール「おー、トヨウケ殿! 久方ぶりですなぁ! 相変わらずお美しい!」
インドラ「こん国の神はこないに美人ばっかりなんかやぁ? オラぁ『インドラ』ですだぁ」
トヨウケ「トール様、お久しぶりでございます。インドラ様、初めまして。『トヨウケノオオミカミ』と申します」
トール「今回もまた食事が待ちきれぬのぉ!」
スサノオ「お前は相変わらずメシの事ばっかだNAHAHAHAHA!」
インドラ「トールはこん国で何食ったんだぁ?」
トール「前来たときは、スシにソバにジャパニーズカレーを頂いたぞ! いやー、どれも美味かった!」
スサノオ「めちゃくちゃ大量だったがNA!」
インドラ「今日は何ば頼んだんだぁ?」
トヨウケ「その……。ハンバーガーとお聞きしていたのですが、それでよろしかったのですよね?」
トール「うむ。すまなんだのぉ! 今、世界中のマクドロナルドロの食べ比べに夢中でのぉ!」
スサノオ「ハンバーガーは美味いよな!」
インドラ「オメら、オラに初めて来た国でマクドロナルドロってぇ……。オメらは良いかもしんねけどなぁ」
トヨウケ「……お寿司も追加で頼んでおきましょうか?」
インドラ「ほんだら、すまんですけんど、一人前お願いできますかのぉ。オラぁ、こいつらみてに、あんま食わねから」
トヨウケ「ええ。承知いたしました。(10人前とかじゃなくてよかった……)」
トール「その代わり、こいつは酒をかなり飲むがな」
スサノオ「俺らの中でも一番飲むZE!」
トヨウケ「お酒はたくさんご用意してありますので」
インドラ「すまんですのぉ」
ガチャ……
シナツヒコ「アマテラスオオミカミ様の御成りである」
アマテラス「…………」
トール(む……。これは……)
スッスッ……
トヨウケ「アマテラス様はこちらにお座りくださいませ」
アマテラス「うむ」
トヨウケ「では、わたくしは、これにて失礼いたします」
アマテラス「大儀である」
スサノオ「さて、俺も一旦下がらせてもらおうか……」
アマテラス「待て。主はここに居れ」
スサノオ「ぐっ……。承知……」
インドラ「(コソコソ)おい、トール。なんかさっき会ったのと全然違う感じがすんぞぉ?」
トール「(コソコソ)当然だ。これがこの国の主祭神、本来のお姿だ。お主なら気づいておるだろう?」
インドラ「(コソコソ)……あぁ。とんでもねぇ神気ば放っとる……。さっきとはえらい違いだぁ。周りの神達も対応が全然違うぞぉ」
トール「(コソコソ)その気になれば我らであっても消し飛ばせるほどの、惚れ惚れするくらい素晴らしい力の持ち主だ。お主も言動に気を付けろよ」
インドラ「(コソコソ)んだから、スサノオもあんな体たらくなんかぁ」
トール「(コソコソ)きゃつめは、逃げきれなんだようだ」
アマテラス「トール殿、インドラ殿」
トール「う、うむ!」
インドラ「は、はいぃ!」
アマテラス「此度は、足を運んで頂き、この国の神々を代表して謹んで礼を申す」
トール「いやいや。礼を申すのはこちらの方でございますぞ。呼んで頂き、感謝いたす」
インドラ「お、オラぁ呼ばれてなかったですけんど、は、初めてこの国に来れて良かったなぁ……と」
アマテラス「……左様か。トール殿。オーディン殿はどうされておる?」
トール「父上は相変わらずでございますなぁ。今も尚、自分探しを続けておりますぞ」
アマテラス「息災であるなら何よりじゃ。ときに、トール殿は以前より更に体が鍛えられたのではないか?」
トール「覚えてらっしゃったのですなぁ……。まぁ、最近は、米国の映画の影響で、我も知名度が上がり申したのでなぁ」
アマテラス「そうであったな。良い事だとわらわも思うぞ」
シナツヒコ(やっぱそう言う事か……。前会った時も、『アマテラスオオミカミ』モードだったから、普段は忘れてたんだな……)
インドラ「オラもなんかそう言うので知名度上がれば、またぁ、力が戻るかいなぁ」
アマテラス「ふふ……。信仰は、わらわたち神々の力であるからな。しかし、信仰に至るにはまず名を覚えてもらうというのは前提条件じゃ」
トール「まさにその通りですな」
アマテラス「して、今回の議題だが。スサノオ。資料を持て」
スサノオ「……承知」
インドラ(あのスサノオちゃんを顎で使うんかぁ……。とんでもねぇなぁ)
アマテラス「では――」
3時間後 神々会談終了す。




