海神
伊勢
シナツヒコ「……面倒なのが来た……」
???「YO! 面倒なのとはご挨拶だZE! 挨拶来たのにご挨拶だZE! 俺は海神! こいつも海神! 二人揃って海海ユニッツ! HEY!」
シナツヒコ「……久しぶりだな、スサノオ兄……。あと、いらっしゃい、ポセイドンさん」
スサノオ「YO! ダチ連れてきたZE! 俺とコイツで! ユニット組んでもう50年! 来日したから久々ユニッツ!」
ポセイドン「変わらねぇZE! ダチ公YO! 久々日本で舞い上がってる俺! スサノオ最高! 俺最高! 俺とお前が組めば最強だZE! YO!」
シナツヒコ「…………相変わらずだな……」
ポセイドン「YOーYOー! 久しぶりだなシナツヒコ! 元気してるかい! ノッってるかい?」
シナツヒコ「……ノッてねぇ」
スサノオ「ノリ悪いぜ~? ノッてこうぜ~!」
シナツヒコ「……そのノリ、ここじゃ合わねぇからやめてくんない?」
ポセイドン「…………すまん。つい」
スサノオ「なんだよ~。折角来たんだからノってくれよ~」
シナツヒコ「あんたら二神がハメ外すと、海が荒れっから、こっちは台風制御すんのに大変なんだよ……」
スサノオ「まぁ、ちょっとくらいいいじゃねぇかYO!」
シナツヒコ「……あと、アマ姉とツク姉とかーちゃんとクシナダ辺りから総攻撃食らうぞ……」
スサノオ「ポっちゃん、家族がつれねぇーよ~」
ポセイドン「まぁ悪かった。シナツヒコ。スーちんとも久々でよ~」
シナツヒコ「……それは分かるけど、ハメ外すならどっかよそでやってくれ。あと……ああ、もう遅いか」
ツクヨミ「面倒なのが居るわ」
スサノオ「YO! YO! そこのねーちゃんYO! 元気してるかい!? ヒートしてるかい!?」
ツクヨミ「うざい」
スサノオ「……ポっちゃん、家族がつれねぇーYO……」
ポセイドン「今のはスーちん悪いカモ! まるで他所のねーちゃんを、デートに誘う間男の言葉、Yeah!」
ツクヨミ「うざい!」
ポセイドン「は、はい……」
シナツヒコ(あーあ……。もうしらねー)
ポセイドン「(コソコソ)や、やっぱこえーな、お前のねーちゃん」
スサノオ「(コソコソ)うちの家系は女がつえーZE……」
ツクヨミ「聞こえてるわよ。もう帰れ」
スサノオ「い、いや、悪かったよ~。久々にポっちゃんが来日してくれてさ~」
ポセイドン「……そーなんす」
ツクヨミ「ならさっさと新宿にでもいけ」
スサノオ「そりゃねーよ、さすがに他所からはるばる来てくれた海神だぜ~?」
ツクヨミ「ならあんた(スサノオ)だけでも、もう帰れ」
スサノオ「ひでぇぜ、塩対応だぜ……」
ポセイドン(こえぇ~)
アマちゃん「あ、スーちん」
スサノオ「YO! YO――」
ツクヨミ「ギロリ!」
スサノオ「すんません……」
ポセイドン「あー、そのー、どもー、お久しぶりっすー、ポセイドンっすー」
アマちゃん「いらっしゃーい。でね、二人に会いたいって人が来てるよ~」
スサノオ「マジ!?」
ポセイドン「ファン!? もしかしなくても俺らのファン!?」
ククリ「ふぁんやで~!」
スサノオ&ポセイドン「!!??!?」
ククリ「なんや二人おもろいことやっとるやん! もっときかせてーな! あ、ここじゃあかんねんな! 大阪に良い店あんねん! ミナミのほうなんやけどな! ほないくで! あれやろ! 二人らっぱーとかいうんのやっとんやろ! ワテもちょっと興味あんねん! こんなんやろ! 『たこやき~! たいやき~! もだんやき~! 旨いで! 安いで! 大きいで~』ってな!」
スサノオ&ポセイドン「いや、ちょ、まっ、そんな引っ張らんでください――」
ククリ「ガッハッハッハ!」
アマちゃん「あらら、もう行っちゃった~。バイバイ~」
シナツヒコ「……嵐のような海神二神を嵐のように連れ去っていきやがった……」
ツクヨミ「ああ、うざかったわー。姉さん、よくククリさん呼べたわね」
アマちゃん「なんか、おかーちゃんがペルセポネさん経由でポセイドンさん来るの聞いて呼んだんだって~」
シナツヒコ「さすが、かーちゃん……。マジで助かったぜ……」
その頃 黄泉
ペルセポネ「で、聞いてくださいよ~。ウチの旦那ったら、また秋葉原でフィギュア買って~」
イザナミ「あらあら、私もフィギュア集めてるわよ~。ビックリマックリの特典なんだけれど~」
ペルセポネ「お部屋とっても綺麗じゃないですか~。旦那なんかフィギュアの箱を積むから崩れてきちゃうんですよ~」
イザナミ「あらあら、それは大変ね~」
ハデス(肩身狭い……)




